疲労

 仕事を終えて駅のホームに降りて、改札に続く階段まであまりに遠かったので、残影拳のコマンドを入力してはじっこまでシャーって勢いよく進めたらいいのになあー、などとぼんやり思った深夜零時。
 あーでも、人に当たっちゃったら怒られるなあーという理由であきらめました。

 要約すると今日の出来事はそれぐらいなんですが、ゲームはおろかアニメや漫画を最近まともに摂取できてないので無駄にあせっている今日この頃です。
 HDDレコーダーは気が付けば一切視聴できぬままに満杯になり、何かを録画しようとするとビープ音を発するようになりました。
 漫画にいたっては、今最も楽しみにしているのが出るのかどうか怪しいCOMICジャンク最新号というのだから救いようがありません。

 COMICジャンクは「山谷」の次に石川たくみ「恋愛小説彼女」が好きでした。あの泥臭いジャンク陣の中で一つだけ絵柄の浮いているやつです。
 最終回、童貞を捨てたいがために、さくらの肉体を強引に求める売れっ子小説家先生(童貞)

「女だってヤリたい時があるってよ!」

 かの有名なCOMICジャンク発の格言どおり、やすやすと女体にINできるかと思われましたが、頑として拒絶するさくらちゃん。
拒絶

「今の先生はさくらを見てない……そんなのイヤ……」
 そういって部屋を出て行ってしまいます。
 猛烈に後悔する童貞先生。僕は……バカだ!
バイバイ




 泣ける……。
 切なくて泣ける話ですよ……。
 その次のコマでさくらちゃんが全裸で戻ってこなければ。
裸(LA)


 いや、でも冗談抜きでこの漫画はがんばったと思います。

 えー、あと宣伝がてらで申し訳ないですが「イノウエが咎狗プレイ日記を書いた理由」
 たしかに俺の父親は、昔ファミコンとセガSG-1000を間違って買ってきましたけども。

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近況

 どうやらCOMICジャンク最新号でナニ金を除いたほとんどの漫画が唐突に最終回になっているらしいと聞いて、俺はとうていそれを信じることなどできはしませんでした。

 なんというかアレですよ。そんなの地動説ですよ。
 バカじゃねえの? 地球が動いてるわけないじゃん! 太陽が地球の周りを回ってるに決まってるじゃん! 現状キープが身上のCOMICジャンクが滅びるわけないじゃん!
 だって前号だって巻頭でこれ見よがしにルー大柴のインタビューとかしてたんだぜ?

 そんな天動説を声高に主張し続ける悲しきプトレマイオスだった俺ですが、最新号をこの目で見て自説を翻さざるを得ませんでした。

 COMICジャンク終わったな。

 これから何を糧に生きていけばいいんだ。現状キープすらできなかったジャンクに、いったい俺は何と言葉をかけてやればいいんだ。
 もうやってられない。やりきれない。これから酒買ってきます。

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テリブル東京

 午前休暇でちんたら午後から出勤してみれば近年まれに見る超豪雨。
 俺の知らない間に地球の地軸とかがずれて、ここら一帯が熱帯雨林気候になったのかと思うぐらいに激しいスコールでした。
 おかげで、どれだけ変態的なプレイを実施してもこれだけ液体まみれにならねえだろってぐらいに服が濡れました。
 今週も来週も休日出勤なんで、クリーニング屋にすら行けねえんですが。
 通販で買ったオーディンスフィアも応援団2も受け取れやしねえんですが。

 ここんとこ都会暮らしの世知辛さを感じることしきりですわ。
 都会は本当に怖い。
 かの車田正美先生も名作「リングにかけろ」において竜と菊が上京するときに、わざわざこんなページを描いてらっしゃるほどです。
テリブルトーキョー

 これほどまでに突き抜けた東京観に対して、もはや俺にはかけるべき言葉が見つかりません。
 とりあえず、下の方にいる始皇帝気取りのおじさんは下着ぐらい着けてほしい。
 そして次のページ。
テリブルトーキョー2

 マネー
 マネー イズ ラブ
 マネー イズ パワー
 OH! テリブル東京!!

 そもそも話のサブタイトルが「テリブル東京の巻」であり、まるまる1話かけて東京の恐ろしさを語る車田先生は異常。

 そして菊たちの荷物を奪っていく泥棒の躍動感も異常。
テリブルトーキョー3

 これ以外にも人買いにさらわれそうになったり、「ディスコ行こうよォ」などと誘惑されたり、店の軒先に「明星」と書かれた広告が連なっていたりと、スラム並みに治安の悪い場所ですよ車田史観による東京は。

テリブルトーキョー4

 これが……東京……!

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ラジオ補足(COMICジャンク)

 先日のラジオにて散々フィーチャーしすぎた「COMICジャンク」について補足しておきます。

■COMICジャンク第二号の表紙
現状キープを目指せ!!

 当然のように灰原はん&桑田はん。
 キャッチコピーの「現状キープを目指せ!」がキラリと光ります。


■性酒
性酒Hカップ

 この手の小ネタを見ると嬉しくなっちゃいますよね。


■新ナニワ金融道の1コマ目
パンツ

「おまえの腰ほんま器用に動くんやの――」
 パンツで始まり、作者体調不良による減ページの謝罪で終わる新ナニワ金融道を俺は応援しています。


■トータルリコールの酒場にいたアレ的なもの
複乳

「イ イグ」というセリフも気になる。


■柳沢きみお「大市民語録」
文字ばかり

 これだけ文字でびっしり埋まってますが、書いてることはどうしようもない繰言です。


■美味し!!
美味し!!

 この漫画を端的にあらわすと、安アパートで親父が世間に対する繰言を延々と呟くかたわら、ひたすらビール飲んだり焼きそば喰ったりして「美味し!!」っていうだけの漫画です。


■お金大特集
お金大好き!!

 この雑誌の特集は他にも「モテ戦術特集」「AV女優の面接プロフィール特集」「ネオ屋台特集」「葬式の値段特集」など、落ち込まざるを得ない記事がいっぱいです。


■北村永吾「そして、僕は山谷へと…」
こうやってオノ持ってなー!!

ワンカップが原因!?

 痛いまでの圧倒的リアリティがすごい「山谷」。
 画像はワンカップを持って暴れる長居さん(アル中・被生活保護者)の図。
 主人公が軽いお礼気分でプレゼントしたワンカップが、とんだ惨劇の引き金に。

 さんざん暴れまわった挙げ句、一人部屋の中で自己嫌悪に襲われ、長居さんが言い放ったセリフ。
働きてぇ

「う……働きてえ……よ………」

 俺は働きたくねえ……よ……。


おまけ『瓜仁成のアレ』

「 Love☆week〜愛の黄金週間〜 」

 Monday、月影の下で君とワルツを
 Tuesday、燃え上がる恋心
 Wednesday、流れるような愛の言葉を
 Thursday、木陰の下でささやくのさ
 Friday、鋼のような2人の決意に
 Saturday、何かがうまれる愛の大地
 week end…oh!Sunday!そして輝くハッピネス!

 one week, Love☆week!
 毎日変わらぬ愛を 君に与え続けよう
 2人の愛が色あせぬように

 every week,so Love☆week!
 僕の愛は年中無休
 休日手当てもいらないさ



……いや、休日はきっちり休ませてください。マジほんと。

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でこちゅーの件

 毎年毎年この時期になると近所のアメリカ人たちが主に白濁液に関する下品なことを口走った挙げ句、必ず最後に

「まさにとんだホワイトデーってワケさ!」

 と締め括ることでお馴染みの3月14日なわけですが、気が付けば前回の更新から、オイオイもう2週間経ってるよ。

 その間に何があったかっていうと、もう毎日毎日仕事の繰り返しで、危うく螢一の心配をしている場合ではないぐらいに性欲を失いかけてました。
 そんな救いのない日々の中、唯一、俺を慰めてくれたのは……もちろん新創刊「COMICジャンク」ですよ。
 すごいですよ。この漫画誌は。
 ジャンクなどという捨て鉢的な誌名もそうなんですが、なにせ「新ナニワ金融道」を看板漫画にして売り出してますからね。
 早い話が、どう見ても悪い冗談ですよ。

 今さらナニワ金融道の新作が読みたいなどと、いったいどこの誰が望んでいるというのか。
――この俺以外に!

 というかですね、未だにちょっと不自然なぐらい俺らの周辺で流行ってますからねナニ金(ナニワ金融道の通っぽい略称)は。
 日常会話に「○○の奴、とびよったで!」「500万ばかりつまんどるがな」「南京豆はあかん、これからはプルトニウムでっせ」などといった用語が薄気味悪いぐらい頻出するのはもちろん、帝国金融の定番マシンであるところの「氏名を入力するとその人の借金履歴のレシートが出力される機械」の購入を検討しているほどです。わりと本気で。

 そんな俺ですから喜び勇んで「新ナニワ金融道」読んでみましたが、えろうしょっぱいことになってはりましたでえ灰原はん。
 いきなり最初のページで「看守さん、お世話になりました」と灰原さんが刑期を終えて出所するシーンに度肝を抜かれます。
 灰原はん、いったい何がありましたんや!?
 そこへ「おつとめご苦労はん」と車で灰原を迎えに来るのはもちろん桑田はんですよ。
 あまつさえ、

「ホレ、バレンタインデーのチョコやで」

 と、同棲していた恋人を含め全てを失った灰原にチョコレートを手渡します。
 さりげなくチョコのラベルに「OMEKO CHOCO」とか書かれてあって、ああ、ナニワ金融道だなぁ……と感慨深い気持ちになりました。

 そういうことですので、人類はもっとナニワ金融道を読むべきだと思います。
 いろいろと時代を先取っていた先進的な漫画だと個人的には思っています。
 ご存知でしたか?
 なんと「キミキス」でお馴染みの「でこちゅー」も、すでにナニワ金融道が通り過ぎていた場所だったんだよ!!

えっ?

真のDeko-Chu


 まっこと青木先生はおそろしいお方やで……。
 萌えなんて言葉がなかったはずの時代に、まさか「でこちゅー」を考え出してはったなんて……。

 参考までに、現代のキミキス漫画における「でこちゅー」と対比してみようと思います。

【キミキスの場合】
キス、したことあるの?

えっ…?

「キス……したことあるの?」
「え……?」


ふわ…

 でこちゅー。


【ナニワ金融道の場合】
えっ?

「ねえキスしてくださらない?」
「えっ?」


真のDeko-Chu

 でこちゅー。



 やべえ。
 パッと見、素人じゃ見分けが付かないぐらい同じようなコマの流れじゃないですか。
 しかもその萌えっぷりにおいて、何ら遜色がねえ。
 むしろ「でこちゅー」シーンにおいて、唇のアップを交えて無駄に3コマも引っ張っている分、ある種の破壊力はナニワ金融道の方が高いとすら言えまいか。いや、言えよう。

 しかし、両者にはっきりと差が現れるのはこの直後でした。
 そう、「でこちゅー」された者の反応です。

【キミキスの場合】
でこちゅーすればおとなしくなると思いやがって

「でこちゅーすればおとなしくなると思ってぇ……」

 近いうちに近親相姦が発生することが疑いようがないほどにメロメロにされてしまった妹の菜々。
 それに比べて、ナニワ金融道の方は……。


【ナニワ金融道の場合】
チキショウ…

「チキショウ……」

 すごい……醒めてます……三宅さん。
 ちなみに、この三宅さんは運送屋・瀬口の恋人で、瀬口の借金を何とかするために灰原さんに色仕掛けを実施しているところです。もっと激しい行為を望んでいたのに、たかだか「でこちゅー」どまりだったので悔しい、というのがその心情です。
 のちに借金返すためにフロに沈められたりと、ちょっと引くぐらいひどい目に遭う不幸キャラの彼女ですが、でこちゅーの創始者としてその名を後世まで残すべきじゃあないかと思います。

 いや、やっぱり忘れてもいいです。
 なぜか前触れもなくいきなり寝床の中で自分の髪を切ったりして、ちょっと怖いしな、三宅さん……。

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最近の本

 最近読んだ本の話など。

「ダブルクロス・リプレイ・トワイライト 東邦の快男児」
 久々にTRPGのリプレイを読みました。
 ああ、リプレイなんて読むのはいつ以来だろう……実はその昔、ソードワールドRPGとかを遊んでいた香ばしい俺ですよ。その手のリプレイやら富士見やスニーカーのシェアードワールドノベルやらをわりと読み漁っていた俺ですよ。
 そんな俺も最近のTRPG事情などはとんと知らなかったのですが、あの田中天氏が執筆したとあって読んでみました。
 舞台は第二次大戦前夜。
 主な内容は……。

「ムー大陸は存在していた!」
「敵はナチスの超人兵団!」
「奴らは太古の超遺産を利用して世界征服をたくらんでいるぞ!!」
「囚われの王女を救え! 我らが快男児・天花寺大悟!」


 おおむねそんな感じです。
 田中氏の熱いマスタリングと各プレイヤーの好演もあいまって、読んでて「うわー!TRPG超たのしそー!感」がものすごい勢いで伝わってきます。
 最後の決着の場面などはもう、本当に神がかったような熱い展開で、もうマジにたまらんかったです。
 俺を抱け! 今すぐ俺を抱くんだ! 快男児よ!!

 そしてめでたいことに続編が出ることが決定したそうです。
 やべえ、気になるよ!
 快男児こと天花寺大悟たちの活躍が気になるのはもちろんですが、なによりも「クレオパトラ・ダンディ」なる敵の正体がとても気になるよ!
 ナチスの超人兵士でクレオパトラ?……え?……そして……あまつさえダンディ……?
 正常な考察を行うことをまっこうから拒否するかのような敵ですが、ただひとつ、次回作に関してこれだけは言える。
 危うし、快男児。


 それと福満しげゆき氏「やっぱり心の旅だよ」も購入。
 最寄の本屋で一冊だけ売ってて、なんかカバーとか微妙に折れたりしてて見るからにヤバかったんですが、あえて買いました。
 そして案の定、2ページばかりミスプリントがありました。とりあえずへこんでおきます。
 「ERO漫画じゃさっぱり食えやしねえ」という福満氏のERO漫画はじゅうぶんEROいと思うんですが……この寸止め感というか童貞臭というか……たまらねえ……たまらねえよ……。
 いやー、しかし「徹夜あけで外に出ると……僕に透視能力が覚醒していた!!」というのは実に素晴らしいオープニングですね。
 「大の裸エプロン好きの主人公が朝目覚めると……なんと街中の女の子達全員が、裸エプロン姿が当たり前に世界に!」と同じぐらいか、それ以上に。

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イノウエ

  • Author:イノウエ
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    −ゲームとかアニメとか妄想