ロードスの平和はオレが守る!(ヴェーナー王・談)

2011/09/28

 マッド会でボードゲームに興じていました。

 カシュー王ことK(仮称)さんのところにもあるように、ロードス島戦記カードゲームを遊んだのですが、いやーこれが終わらねえこと終わらねえこと。

 果てることなくつづく戦乱……それはまさに呪われし島の名にふさわしいものでした。
 もう面倒だし、ロードスの覇王はジャンケンで決めようぜ!とぶっちゃけすぎる妥協を提示する者。
 長い戦いに倦み疲れ、だんだんと口数が少なくなる者。
 逆に、ロードス島戦記にまつわる懐かしのEROエピソード(オルソンを誘惑するシーリスがスゲーEROい!)を嬉々として語りだし、あまつさえ、

「ピロテースも捨てがたいですが、ディードリットがやっぱりイイですよね」
「ディードリットに叱られたり、無茶しようとしたところを制止されたりしたいですよね」
「で、制止しきれずに僕は死んじゃうんですが、ディードリットにはその後悔を抱きながら三百年ぐらい生きてほしいですね」


 などという、常人にはとうてい理解しがたい異常な性的嗜好を吐露する者……。

 三時間近くにも及ぶ壮絶きわまる死闘の末、ようやくK(仮称)さんことヴェーナー王がロードスを統一し覇王の座に就いたときは、全員が惜しみない拍手を送り、涙を流して万歳三唱をするほどでした。


 すっかり呪われたゲームの代名詞となり、今後はあらゆる者から忌避されるであろうこのゲームですが、もうちょっとすんなり終わるようにすれば楽しいと思うんですよ……。
 ロードスを愛するものとして、ハウスルールを考えてみました。
 グループSNEには無断で。


カードゲーム「ロードス島戦記~戦乱の覇王~」ハウスルール案

【全般】
 ・ゲームのテンポをアップさせる
 ・ゲームの終了時期を区切る
 ・名誉点の喪失による長期泥沼化の防止
 ・カーラに敗北した場合の処置を緩和
-----------------------------------------
 ●一騎討ちは宝物のガーディアンにも使用可能
  ※もともと使えるというルールっぽいですが

 ●一度に捨てられるカードは3枚まで
 → 何枚でも捨ててよい

 ●国王に倒されたら1回休み
 → 倒されたら、次の自分の手番終了時のカード補給までの間、
   手持ちの戦力カードを半分(4枚)にする
  (ベルドは5枚)

 ●宝物を得て達成した名誉カードは、宝物を失った時点でなくなる
 → 一度達成した名誉カードは宝物を失ってもなくならない

 ●ゲームの終了は、誰かの名誉点が100点に達した場合のみ
 → これに加え、カーラが出現し二巡経過してもゲーム終了とする
   その時点で一番名誉点が高い国王が勝利する
   点数が同じ場合は、所持する祭器の数が多い方が勝利
   祭器の数も同じ場合は、ロードス島戦記にまつわる
   思春期の思い出をたくさん語った人が勝利

 ●カーラに負けた国王は全ての宝物を失う
 → 負けた国王は、自分の持つ宝物を
   名誉点の高いものから他の国王に1つずつ配る
   誰に何を配るかは、負けた国王が決めてよい
-----------------------------------------

【国王の能力】
 ・いまいち使えない国王の特殊能力を強化/変更
 ・2回休み能力はいろいろしんどいので変更
-----------------------------------------
 ●ファーン「戦力カードを一度に4枚使える」※他の国王は3枚
 ●ベルド「戦力カードを9枚持てる」※他の国王は8枚
 → 能力はそのままとする
  (そのままで常に強いが、好きな枚数カードを
   捨てられるルールにすればさらに強くなる)

 ●カシュー「一騎討ちでは必ず勝つ」
 → 宝物のガーディアンに対しても一騎討ちで必ず勝つ

 ●ラスター「潜入判定+1」
 → 潜入が必ず成功する
   戦争or潜入で自分が宝物を奪われた場合に、別の宝物を身代わりにできる
   身代わりにできるのは、同じ戦力か同じ名誉点の宝物のみ

 ●ヴェーナー「国王を倒すと2回休みにできる」
 → 倒した相手の達成済み使命カードを1つ奪って自分の名誉点にできる
   何を奪うかはランダムに決める(相手が達成済み使命カードを持ってない場合は無効)

 ●レドリック「祭器のガーディアンに戦力+5」
 → 戦力+5に加え、戦争で他の国王に祭器を奪われない
   ただし潜入やカーラに負けた時を除く
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 しかし、よくもまあこんなにも重たいゲームを高校生時代の俺は毎日遊んでいたものです。

 思えばあのころは若かった。
 バトルテックなるボードゲームを6時間ぶっ続けで遊ぶとか、それに飽きると自作のすごろくを持ち寄って遊ぶとか日常茶飯事でした。どれだけ遊びをクリエイトしていたのかと。
 そのすごろくには「アボリジニーに会え」「メスチソに会え」などとという、最近の社会科の授業で習ったよね感満点の、ひたすら無茶な指令が無造作に書きこまれており、実行できない場合は1回休みが加算されるというシステムでした。
 そしてあがり直前のマスには当たり前のように「ふりだしに戻る」が大量に埋設されており、そのミッション達成率たるや、当時の者をして「初代デススターをプロトン魚雷で撃破するよりも難しい」と言わしめたほどでした。

 若かったなー。いや、若すぎた。

キャラホビでニトロドミニオン遊んできた

2011/08/28

 キャラホビ2011にてニトロプラスカードマスターズ(ニトロプラス版ドミニオン)が遊べるというので、ニトロプラス大好きっ子として行ってきましたよ。

 開催場所を勘違いして、朝っぱらから有明ビックサイトの真ん前まで来てしまってから過ちに気づくという不幸なアクシデントがありましたが(正解は幕張メッセ)、無事にたどり着き参加することができました。

DSC00392_convert_20110828000955.jpg

 今回遊んだカードは以下のような感じ。うろ覚えですが。

■ハーレム(Steins;Gate)
 配布されていたプロモカードですね。
 こいつは男の夢ですぜーッ、とばかり、いっしょに遊んでいただいたスタッフさんと競うようにひたすらこのカードを集めまくる展開に。
 本家ドミニオンにおける【ハーレム】

■アンナ(月光のカルネヴァーレ)
 本家ドミニオンにおける【鉱山】

■イグニス(塵骸魔京)
 本家ドミニオンにおける【灯台】

■ハロワのヒロイン二人組(Hello,world.)
 なんかカッコいい名前が付いてたのですが忘れた……。
 本家ドミニオンにおける【Walled Village】なんですが、
 このカードはまだ日本語化されていないプロモカードとのこと。
 なんと本家ドミニオンに先駆けて日本語化されるようですね。すげえ!

■世界を侵す恋「沙耶」(沙耶の唄)
 世界を侵す恋、すなわち呪い(マイナスカード)……! これはぴったりすぎる。
 本家ドミニオンにおける【海の妖婆】

■ドラゴンちゃん(竜†恋)
 スタッフさんが「俺のドラゴンちゃんは仕事しねえ」と嘆いておられました。
 本家ドミニオンにおける【中庭】

■XAT隊員アマンダ(BLASSREITER)
 EROい! とりあえず買っておけば間違いない。
 本家ドミニオンにおける【偵察員】

■うんこマン(スマガ)
 あー、これだけどんなカードだったか思い出せぬ。
 次のターンまでなにかの効果がある持続カードで、コスト4だったような……。

■すーぱーそに子
 ERO可愛いッ! 勝利点にもなる! 愛おしいッ!
 本家ドミニオンにおける【大広間】

■名前のない女(続・殺戮のジャンゴ)
 EROい! もちろん買いますとも。
 本家ドミニオンにおける【男爵】

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 うすぼんやり画像ですいませんが、アマンダさんとか、ほのかにEROいカードが存在するのが確認できるかと思います。
 右下のは”世界を侵す恋”こと沙耶のカードですね。
 あと、遊びながら聞いた話によりますと、


●どーせ東方祀爭録(東方ドミニオン)と同じカードなんだろ?
 と思われるのがシャクだったので全部違うカードにしてやったぜッー!とのこと。
 やった!
 俺のように密かに東方祀爭録を買っている者に朗報ですね。
 (カードの作りが同じなので、混ぜて遊ぶことも可能)

●アクションカードの種類は25種類、
 リソースカード(銅とか銀や金)や勝利点カードは描きおろし。
 勝利点カードは「アジト」「妖都」「異界」とニトロ臭あふれる名称になっておりました。

●見ての通りすでに完成しているッ!
 冬頃発売されます! よろしくね、とのこと。


 発売が楽しみすぎて死ぬ。
 あとBLASSREITER枠をアマンダさんに取られたっぽい主人公ジョセフさんがきちんと出ているのかどうか、心配で死ぬ。


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 おまけ。
 ブース前でプロモカードを配っておられた助手の人が奇跡のような愛らしさであった。
 リアルクリスティーナ。
 さりげない通りすがりを装い、何度も何度もプロモカードをもらってすいませんでした。



 あとですね、キャラホビのステージイベント・オリジナルアニメ「京騒戯画」製作発表にて矢尾一樹……すなわちやってやるぜ神を目の当たりにするという未曾有の超経験をしてきました。
 過去の一騎当千のイベントとかでは下半身シースルーなど常軌を逸しすぎた服装でおなじみの矢尾さんですが、今回もハート模様をあしらったハーフパンツという珍妙な先端モードを違和感なく着こなす伊達男ぶりでした。
 現代に生き残った最後の傾奇者……そう言っても過言ではありません。

 そして失言すれすれのMCの数々……そのたびに熱狂する会場……すげえ。
 死ぬまでにもう一度、矢尾テンションを目の当たりにできてよかった。
 俺が幼い頃、週刊少年ジャンプのイベントで札幌厚生年金会館で見て以来の生・矢尾テンションでした。たしかあのときは、矢尾さんが突然「やってやるぜ」とジャンプ作品とまったく関係のない持ち歌を歌い出し、父母が唖然とするという超時空でした。わからないなりにとにかく楽しく、興奮した思い出があります。
 ていうかもうあれから二十数年経っているというのに、変わらず一線で活躍しつづけるって本当にすげえ。
 なんというか、よかった。

 あと「新作アニメ制作発表のMCをしているにもかかわらず、そのアニメにはいっさい出演しない」という一騎当千以来伝統の自虐的オチを危惧していましたが、いちおう主人公が腰にぶらさげている不細工なマスコット人形(なぜかしゃべる)という役を与えられていて本当によかったです。
 それが発表されるまでのMC中、アニメ制作プロデューサーに対して「……もちろんわかってますよ。大人ですから」と語っていた矢尾さんの味わい深い表情が忘れられません。
 いや、本当によかった……矢尾さんにきちんと役があって……。

 マスコット人形はオネエ言葉でしゃべるとのことで、矢尾さんは「これから二丁目に行って修行します!」と宣言されておりました。
 二丁目で見かけてもけっして声をかけないでください、とも。

恥ではない会の続き

2008/09/28

 えらい間をおいての続きですが。

 えー、この前のマッド会(ボードゲーム会)のあとに恒例の飲み会じみたものがあり、その中でサプライズが。
 9月に誕生日だったスーパーログと俺の二人に、全員からのプレゼントがあるというではありませんか。
 もちろんそこで号泣ですよ。感極まって。俺が。
 見ればひそかにログも涙ぐんでおり、皆にそれを指摘され「ちっ、ちがわい! 目にゴミが入っただけだい!」などと、ひと昔前のワンパク坊やのごとき口調でうろたえる始末。

 そんな暖かい雰囲気に包まれながら、俺は涙声で以下のような口上を述べました。

「まさかこの歳(オーバーサーティー)にもなって誕生日を祝ってもらえようとは……ありがとう。俺はこの日を永遠に忘れないだろう。きっとログも同じような気持ちだと思う。
 ふふ、ちょっと恥ずかしいけれど――やっぱり嬉しいものだよね、こういうのは。もう一度、言わせてほしい。みんな、本当に、ありがとう。
……ところで貴様らがおのおの用意してきたプレゼントとやらですが、気持ちだけで十分ですので各自、そのままお持ち帰りいただけませんか」


 すると彼らは、今まで見たことがないぐらいのとびっきりの笑顔で、

「ふざけんな」

 そういう感じで、以下、俺がいただいたプレゼントの数々です。
 なんというか、いろいろ問題がありそうなので、誰がくれたものかは伏せておきます。

未来福音
 とらのあな(ティーゲルホール)で当日購入した新品をそのままいただきました!
 ゲェー、ふつうに嬉しい。ありがとうございました。
 ちなみにこれをくだすった方は、これを購入するために今年の夏コミにてサークル「竹箒」の行列に並んだのですが、惜しくも目の前で売り切れるという憂き目に会ったそうな。
 おかえしといってはなんですが、たまたま持ち合わせていたPCエンジン版「プリンセスメーカー1」を差し上げました。(横山智佐のドラマCD付き)


アメリカンチョッパー
 アメリカンゆかい番組「アメリカンチョッパー」の動画を集めたDVD。
 この人、とても忙しいはずなのに……少ない時間で無茶しやがって……。
 ありがとうございました!


ホストナックル
 ホスト・ナックル2008年8月25日号。
 どう見ても古雑誌ですが、プレゼントという名目で渡されたからにはプロレスよろしくすべてを受けきらなければなりません。
「見上げてみろよ。そこで輝く光が俺だ」とか、積極的にナックルフレーズを日々のたまっていこうと思います。
 しかしホストの人ってかっこいいですなあ。まるでCGのようだ。
 ファイナルファンタジーにそのまま出ててもおかしくなさそうな風貌です。
 

キティちゃん貯金箱
 ハローキティの貯金箱……です。
 あなたは三十路をすぎてから誕生日プレゼントとして貯金箱をもらったことがありますか?
 俺はあります。しかも今回で二回目です。
 その意味を深く考えながら、今後の日々を過ごしていこうと思います。
 ありがとうございましたァーッ(生徒指導のアゴに殴られた後の健康優良不良少年たちのように)


スイカようかん
 スイカ味のようかんです。それもジャンボな。
 ワーイようかんだ! スイーツだ! ぶっちゃけ旅行のお土産だ!
 家に帰ってもりもり食しました。
 言うまでもないですが……とっても……スイカ味(スイカテイスト)……でした……。


ギャル男THE爆誕
 月刊少年ライバルで絶賛連載中の「ギャル男THE爆誕」のコミックスをいただきました。
 そのタイトルだけですでにおもしろかったんですが、読んでみたらきちんとおもしろいギャグ漫画でした。
 ゲームのコスプレをしたオタク主人公(中学二年)がひょんなことから渋谷(SHIBUYA)にて伝説のギャル男になってしまうという多少DMCに通ずるところのある不本意な成り上がり物語。
 このネタでどれだけ引っ張れるんだろうという心配はありますが、この勢いはすばらしい。ヒロインの娘も可愛くてよいです。


新約聖書
 新約聖書です。
 世界的ベストセラーの、あの聖書ですよ。
 防弾アイテムとしても名高い、あの聖書ですよ!
 さっそく胸ポケットに入れて持ち歩こうと思います。ありがとうございました。


 ちなみに、田中天さんとこにも書かれておりますように、ほかにもいろいろなものを。
 ログが未使用のマウス(しかもいまどきPS2接続式の)とかトカゲ酒とかをもらってて微笑ましかったです。
 あの連中、俺らがなにをもらったらアレな気分になるか心底知り抜いていやがる……!



 あと、せっかくなので最後に「聖書の引用をすると意味ありげになって頭がよさそうに見える」という効果を試して終わりたいと思います。

――イエスを裏切ったユダが答えて言った。「先生、まさか、わたしではないでしょう」
  イエスは言われた。「いや、あなただ」――


         マタイによる福音書 第25章


疑いのない世界へ

2008/09/19

 某所にて集い、ゲームに興じてきました。

OEDO808
 画像はGF団さんとこから失敬しました!

 パンクの人が見たら怒られそうな気がします。
 ギターで殴打されそうでおそろしい。
 あまつさえサイバーパンクの人からも怒られる気がします。
 穴という穴にプラグ状のなにかをINされそうでおそろしい。


 今回はじめて「死霊要塞1945」をプレイしました。
 プレイヤーは日本軍・アメリカ軍・ドイツ軍・イギリス軍のいずれかになり、森の中にある要塞に潜入するまでが第一部。
 つづいて、危険(というかゾンビ)でいっぱいの要塞内でリューデマン博士とやらを探す第二部と、雑誌の付録とは思えないほどに濃密なゲームでした。
 具体的には三時間近くに及ぶプレイ時間のほとんどをゾンビとの不毛な戦いに費やしてました。
 一兵、また一兵と群がるゾンビに殺されていき、武器弾薬も尽き果て、文字通りジリ貧になりつつ、全員が全滅するという壮絶なバッドエンドを迎えました。
 さっぱり博士見つからねえ。ゾンビ出すぎ。
 しかもルール読んだら「博士を見つけても6分の5の確率でハルク化して襲ってきます」とか書いてあるし。
 そして、もちろん博士を倒すと自爆装置のスイッチが入り、時間内に逃げないと要塞もろとも吹っ飛ばされるバイオハザード仕様。ちなみに回復アイテムも「ハーブ」「救急スプレー」という念の入り用です。
 このゲームはどこまでも殺る気に満ちています。そもそも、なんだハルク化て。


 その後「ミラーズホロウの人狼」で遊びました。
 先日すごろくやさんに行ったとき、本当は「タブラの狼」が欲しかったのですがすでに絶版となっており、同系列のこれを買ってきたのでした。

 人狼BBSとか読んでて、実際に面と向かって遊んでも楽しそうだなと。
 で、実際楽しかったです。
 このゲーム、人狼と疑わしき人を毎日みんなの投票で吊っていくという陰惨きわまりない話なんですが、実際に遊んでみると、逆にそこが楽しいです。
 少しでもうかつな発言をしてしまうと、ごく軽いノリで「なんか言動が怪しいし、とりあえず吊っとく?」という感じで退場です。
 どんなに理論を尽くして疑惑を晴らそうとしても「でもこの人、ヒゲ生えてるし」「モヒカンだし」「理由はないけど、なんとなく」などと、ごく軽いスナック感覚で吊るされてしまいます。

 ただ推理要素よりパーティーゲーム要素が強い印象なので、いつか「タブラの狼」も遊んでみたいところです。イラストはミラーズホロウのほうが雰囲気あるんですが。



 その後、飲み会があり、ちょっとしたサプライズがあったのですが……。
 つづきます。

ザ・サイバーバンクス

2008/05/03

 先月、都内某所の会議室を借りきってボードゲームにいそしんでいた我々ですが、先日またしてもアナログ遊びに興じてきましたよ。

ザ・サイバーバンクス

 団体名「ザ・サイバーバンクス」として。
 というかサイバーバンクってなんだろう。
 サイバー銀行? 複数形?

 とりあえず受け付けの人にこの団体名を名乗るのが恥ずかしかったので「あの、えーと3号室を予約している者ですが……」などといって入りました。
 そんな臆病マラ。


会議内容1

 みんないい歳をしてゲームをやるために集まるような超知的集団ですから、当然、会議室に集まるなり昨今の世界情勢に関する分析検討や熾烈な議論が交わされました。
 これはその記録の一端です。

会議内容2

 イクサー1。


 そうこうしているうちにメンバーが集まりました。
 今回の新顔は、金スペの呪われし子ことうとまるさん、yama-gatさん、そしてK(仮称)さんでございました。

 初回は、二人一組で「バルバロッサ」を遊びました。
 粘土でつくった得体の知れないなにかを互いにあてっこする知的ゲームです。

 前回はスーパーログと伊藤計劃さんが二人同時にTENGA(オナホール)を作成するという大惨事が発生しましたが、はたして今回は……。

 ■うとまるさんとヒライが二人同時に「エリンギ」を作成
  またしてもシンクロ

 ■yama-gatさんが「浣腸」を作成
  あなたという人間がよくわかりました

 ■なにげに今思い返してもヤスさんのつくったものが思い出せねえ
  どうしても思い出せません  ああー

 ■伊藤計劃さんが「エイリアン(の頭部)」を作成
  いやいやいや、これ……どうみても……たんなる「棒」っていうか……


 結論:ひどかったです


 そのあと、「サンファン」組と「チケットトゥライド」組に分かれて遊びました。
 俺は「サンファン」組。
 なんでも「プエルトリコ」というゲームを簡素化したもので、俺は初めてプレイするゲームです。
 これを持ってきたV林田くんが「このゲームは腹黒い人が勝つんですよ」などと早くもゲーム開始前から姑息な心理戦をしかけてきました。

 で、プレイしたんですがこれはおもしろい。
 インディゴ工場、コーヒー栽培場などといった生産施設を建造して富を増やし、いろいろな特殊効果のある建造物でさらなる富を手に入れ、銅像や凱旋門などを建立して名声を得るゲーム。
 お金と名声(勝利ポイント)のバランスが鍵とみた。

 yama-gatさんがひたすら銅像、凱旋門、記念塔などといったものを乱立させ、いっさい生産施設をつくらないプレイに走っており、みんなから「なんて空虚な町なんだ」「人の生活感がまったく感じられねえ」「そう、まさにここはヴァニティ・シティだ」などといわれておったのが印象的でした。


 そうやって俺たちがサンファンにおいて富と名声を得るための暗闘を繰り広げているその隣の卓では、チケットトゥライドが山場に差し掛かっているようでした。
 MAD軍団の首魁であるところのヒライが、よっぽど自信があったのか「これは(自分の)負けはねぇな!」と声高に宣言しているのが聞こえました。
 そのわずか数分後に最下位になっていましたが。


罰ゲームに近い景品

 忘れてましたが、今回の景品。
 いや、景品というのは適当な言葉じゃないですね。
 各ゲームの最下位に強制的に押し付けられるある種の呪いのようなものです。
 奥のほうにあるビデオテープは「エバラ家の人々(映画)」
 DVDはラグナロクオンラインをテーマにしたエロDVD「やりまくりオンライン」、その右隣はPS2のゲーム「ROOMMATE 麻美~おくさまは女子高生~」でした。
 いまどき「CGIで掲示板」とかも地味にひでえ。

 ていうか「隣の家の少女」前回もあったのにまたあるよ!
 現在、ウチにゃすでにヒライから借りたのが一冊あるので、うっかりこれをゲットしてしまうと合計二冊となってしまい、事情を知らない人が見たら「あなたどれだけ隣の家の少女が好きなんですか」という話になりかねません。
 それだけは避けたいところです。


 このあたりで遅れてきたスーパーログも合流し、マカロニウェスタン活劇ゲーム「Bang!」で遊ぶ。
 初回プレイ、シェリフ役がK(仮称)さんに決定。
 アウトローや裏切り者たちから命を狙われる、もっとも危険な職業です。

 そして、俺はアウトロー。シェリフを殺すのが目的です。
 手札にはうまいぐあいに超攻撃的なカードばかり。
 隣にはシェリフ。

 撃ちました。
 ええ、隣のシェリフを撃ちまくりました……だって俺、アウトローだから……。
 惜しくも仕留めることはできませんでしたが、そのすぐ後にyama-gatさん(アウトロー仲間)による全体攻撃でシェリフの抹殺に成功。
 わずか十数分でアウトローの勝利です。
 ヒャハー! この町は俺たちのモンだー!

 今思えば、ここで目立ちすぎたのがいけなかったのでしょうか……。
 次のプレイでは、俺の身の回りにいろいろと理不尽なことが起きはじめました……。

 まず、俺の右隣のK(仮称)さんが「なんとなく」という理由で俺を撃ってきました。どうみても前回の私怨です。
 あまつさえ左隣の伊藤さんまでもが「試し撃ちで」などとほざきながら俺を撃ってくるではありませんか。
 なにその理由。人を銃で撃つのにそんな理由でいいのでしょうか……。
 いくらゲームとはいえ、この場にモラルというか良識というものは存在しないのでしょうか。

 俺の正面にいたスーパーログの暴虐も目に余りました。
 距離的に一番遠く、利害関係はほとんど存在しないはずなのに、なぜか俺に嫌がらせを仕掛けてきます。
 具体的には、学校の生徒指導の先生みたいな奇妙なロールプレイをしながら俺の装備を破棄させてきたり。
 あげくの果てに「イノッチは牢屋に入ったときの演技が超面白いぜえ」などという情報をまわりに吹聴しだすスーパーログ。そんな余計なこといわんでいいよ!

 そういう感じで陰湿な攻撃を周囲から受け続けた結果、今度は俺がまっさきに死亡という憂き目に。

 このゲーム、死んじゃうと暇になっちゃうんですよなー。
 あまりに暇なんで、会議室のブラインドを開けたり閉めたりしてました。

 それにも飽きると、車輪付きの椅子に座ったまま会議室内をウロウロ移動してました。
 だんだん楽しくなってきて、車椅子でスーッと移動するさまが映画AKIRAで出てくるマサル(冒頭で『西、だよ……』って言ってた老人顔の子供)っぽく感じられたので「おお、これってちょっとサイバーパンクっぽい」などとはしゃいでいると、

 「そんなのサイバーパンクじゃないですよ!!」

 伊藤さんにすごい剣幕で怒られました。


 あとは、「ごきぶりポーカー」で醜く争ったり、「お邪魔者」(うろおぼえ)で良いドワーフと悪いドワーフに分かれて醜く争ったりしました。
 お邪魔者(うろおぼえ)は、隠された金塊を目指して坑道を掘り進んでいくカードゲームですが、誰が味方で誰が敵かをいち早く見分けることが勝利の鍵となるゲームです。
 といっても初めて遊ぶゲームなので、みんなかなりいい加減に目に付いた奴を罠にかけたりしてました。
 中でもK(仮称)さんの無差別攻撃ぶりがひどかったせいか、しっぺ返しとして誰からも信用してもらえないという事態が発生。

 「誰も……ぼくを……信じてくれない……」

 そう、うつろにつぶやいていたK(仮称)さんが心配です。


 そんなこんなで、めいめいが各ゲームの敗北者に前述の景品(という名の罰ゲーム)を互いに押し付け合ったのでした。
 中でも「ROOMMATE~井上涼子~ドラマCD」を押し付けられた伊藤さんは、バッグ等を持ってきてなかったため、この危険物にも等しいCDをむき出しで持ち帰るという超恥辱プレイとなってしまいました。
 おまけに、これから知人の結婚式に出席しなければいけないというのですから、これはもはやちょっとした極限状態です。
 危険すぎる。うっかり新郎新婦の前で、

伊藤さん「えー、本日はまことにおめでとうございま(ポトリ!)」

 などということになったら……。
 すでに伊藤さんの脳裏にも最悪の想像が浮かんでいるのでしょう。ことさらに沈鬱な表情を浮かべつつ会議室を後にしたのでした。その手には例のドラマCDをたずさえて……。
 伊藤さんだいじょうぶかなあーとみんなでニヤニヤしながら心配していたら、その直後すごい勢いで伊藤さんが戻ってきました。
 みんなが驚いて呆然としていると、彼はいまだかつて誰も見たことがないような嬉々とした表情で言いました。

「このCD、ほら! 上着のポケットに入りましたよ!!」


 男が危地を乗り越えたとき、このようなイイ表情をするものなのか……またひとつ、よい勉強をさせてもらったような気がします。
 みなさん、本当にありがとうございました。




~宣伝~

金曜スペシャルがTシャツラブサミットに出てますよ。
 実は今日、俺も遊びに行ったんですが、あいかわらず悪ふざけのすぎる連中でした。
 ヒライは「しゃべる犬のものまね」と称して延々と奇妙な抑揚で言葉をしゃべり、うとまるさんがそれにつっこみ、あまつさえスーパーログはんに至ってはレンタルビデオ屋から返却督促の電話がかかってきてて「やっべえ……延滞料金5000円かよ……」などとへこんでました。そんなTシャツ売り場。

 それはともかく4日もやってるとのことなんで、虚淵玄氏も愛用のモスマンTシャツとか、支倉凍砂氏も愛用のスカイフィッシュTシャツなどを買いにいけばよい。

復讐の名のもとに

2008/03/31

 都内某所にて、復讐という名の遊戯にふけってきました。
 わかりやすく言いかえると、むさくるしい野郎どもが集まってボードゲームやらカードゲームやらに興じておりました。


■バルバロッサ
 粘土でつくった何かを当てっこするボードゲームを遊びました。
 4人用ですが、8人集まっていたので、二人一組のタッグマッチでプレイ。
 あー、写真撮ってくればよかったですね。

 と思ったのですが、撮ってこなくて正解だったかもしれません。
 スーパーログ&伊藤計劃のコンビが同時にオナホールを作成するという、公序良俗に反しきった映像をこの由緒正しき高貴な我がブログに晒さずにすんだのですから……。
 ちなみに正確には「オナホール」「TENGA」とのこと。そしてTENGAはグッドデザインらしいです。うるさいよ。

 以前に同ゲームにてアナルパールやディルドーを作成した前科のあるスーパーログさん(一児の父)が、今回TENGAを作成した伊藤さんに「あなた超エロエロじゃないですか!」と水を向けたところ、伊藤さんはひどく沈鬱な様子で以下のように語ったと言い伝えられています。

 ――オナホールはエロなんかじゃない……
  あれはもっと……もっと哀しいものですよ――



 ちなみにぶっちぎりの敗者はログ&伊藤の穴兄弟。
 勝ったのは俺と玄さんのコンビでした。
 俺は何を血迷ったのか「手裏剣」という見たままのものを作成してしまい、ゲーム開始早々に言い当てられてペナルティを喰らうという失態を見せたのですが、相方の玄さんがダグラムに出て来る「デザートガンナー」を作成し最後まで誰にも当てられないという極端な攻守のバランスが功を奏したのかと。


■ブラフ
 その後、二卓に分かれてそれぞれ「ゾンビーズ!!!」と「ブラフ」を遊びました。俺はブラフ組。
 ブラフを持ってきた田中天さんと、ブラフが大好きというV林田卿、そして俺と同じくブラフ初心者の伊藤計劃さんとで遊びました。
 名前のとおりハッタリが大きくものを言うゲームです。

 「いやあ、心のキレイな人間が勝つんですよこのゲームは」などとのたまうV林田さんに俺たちの精一杯の虚勢も通用せず、3回ばかりプレイした結果は俺と伊藤さんの同率負け。
 戯れのできぬ男よ……と思いました。お互いに。

 田中さんは時に大勝、時に読みが外れて一撃死という豪快なプレイが印象的でした。
 一プレイあたりの時間も少なく、さくさく遊べるし、手軽にヒリつくような駆け引きが堪能できるナイスゲームでした。


 ちなみに、隣のゾンビーズ卓ではひたすらヒライが「死ね! 死ね!」という言葉を連呼していました。



■Bang!
 殺伐おもしろ西部劇カードゲームを8人でプレイ。
 保安官(という名の暴君)、裏切り者、無法者が入り乱れて撃ち殺し合うという、ある種俺たちを象徴するかのようなゲームです。

 このゲームの特殊カードに「牢獄」(ジェイル)というのがあります。これを喰らうと特定のカードを引かない限り一切何もできなくなるというとてもつらい効能を持つカードです。
 ただしジェイルにインした状態であっても、なぜか敵の銃弾はきっちり届きます。もちろん大砲の弾も当たります。
 あげくの果てにはインディアンの襲撃を喰らったりもします。どんな牢屋だ。
 早い話が、百害あって一利なしという超極悪カードです。まさにフィールソーバッドなカードです。

 今回、俺はジェイル期間が長かったおかげで、牢屋に入れられたチンピラの小芝居がかなり上達しました。
 今度からこのゲームのハウスルールとして、牢屋に長く入れられた分だけ強くなるみたいなのを付加してはいかがかと。隔離病棟でモリモリ筋トレしてたサラ・コナーみたいな感じで。
 ジェイルに入った分だけ、男は強くなれる。

 そのほか、牢屋に入った人に容赦なく銃を乱射したり、自分で火をつけたダイナマイトで即座に自爆したりと、とにかく田中天さんのファインプレーがキレておりました。プレイが終わるころには、すっかりキチガイ保安官の称号が定着。

 また、その横でひどく冷静沈着に極悪な装備を着々と身につけつつも、やっぱり己の放ったマイトで爆死という壮絶な生き様を見せ付けてくれたヤスさんが印象的でした。
 この人だけは敵に回しちゃいけない……!


 そんなこんなであっという間に数時間が過ぎ去り、皆でベトナム料理など食して帰りました。
 これにて復讐完了。
 だがまだ、まだ足りぬ……そんな遊戯に飢えた復讐鬼たちによる二度目の宴が催されるのは、そう遠い日のことではないような気がします。
 

 なお、以上の模様は田中さんのところにも写真入りでレポートされとります。
 ヤスさんのところにも。

 あと、賞品というか罰ゲームの一環として、俺が持って帰ってきたのは「熱血!コロコロ伝説vol1」でした。
 これ、甘く見てました。
 ヤバいよこれ……リトル巨人くんとか、ながいのりあき先生の描き下ろしが載ってるよ……。
 思わず胸が締め付けられるほどの郷愁にかられました。

 すっかり忘れていたけれども、俺だってコロコロコミックを毎月読んでいた頃があった……そんな時代が、たしかにあったんだよなあ。はー。


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