Dead Space2

2011/02/16

 プレイアジアで注文したDead Space2が、発送から二週間ほど経過してようやく届き、例によってネクロモーフの四肢を切断する作業に勤しんでおりました。
 いやーしかしえらい時間かかったな。届くまで。
 きっとジプシーの吟遊詩人とか流浪の占い師とか、そういう人々の手を伝ってはるばる日本まで届いたのだと思います。
 そんなロマンを胸いっぱいに感じながら四肢切断してました。フル改造したプラズマカッターで。

 前作Dead Spaceは実績をすべて取得するほどにやりこんだわけですが、今回もまたやり込み要素が満載のようで。
 具体的にはハードコアモードという、セーブが3回までに制限されている狂気の難易度が用意されていました。
 突然死のパイオニア、またはゴア死職人との異名をとる主人公のアイザックさん。
 敵の触手に触れれば臓物をぶちまけて死に、体当たりを喰らえばミートくんよろしく五体を四散させて死に、窓ガラスを撃てば宇宙空間に放り出されて死ぬ……かと思いきや隔壁にタイミングよく挟まれて死ぬようなアイザックさんが。
 チュートリアル(操作説明)だろと油断していたゲーム開始直後数秒、呼吸を止めて一秒、真剣な目をしたネクロ野郎どもに容赦なくたかられ死に、悲しみの花で束ねたブーケを受け取るアイザックさん(星屑ロンリネス)がですよ。
 セーブたった3回でゲームクリアしてやるぜとか……正気の沙汰とは思えません。
 この人はどれだけ天狗になっているのですか。
 むしろどれだけインモラル天狗なんだと。
 堀江由衣的にいうところのインモラリストなのかと。

 前作ではストンピングするときとダメージを喰らったときぐらいしか声を出すことのなかった寡黙なアイザックさんですが、今回は「あ、この人、しゃべれたんだ…」と目から鱗が落ちるほどにいろいろしゃべります。
 あとエンディングでしかお披露目しなかったご尊顔も出し惜しみすることなく、ことあるごとにバンバン出します。
 というか、スーツを着用するたび神話級にすさまじいドヤ・フェイスを見せてくれます。
 これがあまりにもイイ顔なので何度見ても飽きがこないな……などと最初は思っていたのですが、後半に「ショップの商品が1割引になる」などという違法な香りのする特殊効果を持つスーツが登場し、ディスカウント大好きっ子の俺としては買い物のたびにそのスーツに着替えざるをえず、そのたびいちいちドヤ・フェイスを見せられたのでいい加減このアイザック野郎のアパレルショーにはうんざりですよ!
 もっと魔法少女みたいにパッパと着替えろやと。

 そんな自己主張が強くなり少々ウザくなったと評判のアイザックさんですが、よくなったところもあります。
 ストンプが速く、そしてリズミカルになっているのです。

 ストンプとは、早い話が「踏みつけ」のことで、地面を這い回る敵を容赦なく踏みつぶしたり、アイテムが入っているコンテナを荒々しい雄叫びとともに踏み割ったりとDead Space世界ではなくてはならないスキルです。
 ボタンを連打すると、まるでM・C・ハマー(ハマちゃま)のようにガニ股で足を踏み鳴らすダンスよろしくテンポ感あふれる軽快なストンピングを繰り出せるのです。
 すげえ。
 前作から3年も寝たきりだったとは思えねえ進化ぶりです。いったいどこでこんな無駄に抜群のリズム感を身につけたのか……。


 そういうわけで、あいかわらず怖くてひどくておもしろいゲームです。
 ヘイ、ユーを全力で怖がらせてやるぜ!むしろ生理的嫌悪感をおぼえさせてやるぜ!という製作スタッフたちの小粋な気概が伝わってきます。
 ゴッド・オブ・ウォーのクレイトスさんばりに死体をアイテム扱いするひどい場面もあります。そもそも攻略法として「そのへんの死体はできるだけ踏みつけて手足を切断しておこう!(※)」とか、ほんとひどい。
 死体の尊厳を文字通り踏みにじるインモラル表現にあふれています。

 ※モモンガみたいなヤツが五体満足の死体に寄生すると、
  とたんにイキイキと動き出してアイザックさんを襲ってくるため

 全編英語ですがwikiの翻訳も充実してるのでそんなに問題を感じず遊べました!
 四肢切断に言葉はいらない。

アサクリ兄弟

2010/12/05

 ここ数週間ばかり……同人誌の原稿やっているあいだは、機械仕掛けの椅子に縛りつけられ原稿執筆以外の行為をしようとするたびに電気ショックを食らうような日々を送っておりました。(※比喩表現)
 端的に言えば、勃起すら許されない日々でした。(※比喩表現)
 でも忙しいさなか、うっかり「うしおととら」全巻を密かに読み返したりはしてました。
 逃避行為としての漫画やゲームは、なぜこうも異常なおもしろさを発揮するのですか?

 計画的に文章を書ける人たちは本当にすごいと思います。
 始業式の日にようやく宿題をやりはじめる俺のようなドサンピンにとっては、もう憧憬するしかありません。白面の者のごとく下方向から睨めあげるようにして憧憬ですよ。
 それにしても「うしとら」クライマックスは何度読んでも熱い。
 至高の熱血展開ですよ。
 特に冥界の門から死んだ人たちが続々と助けにくるあたり。
 パイロットのお父さんがジャンボジェットごと出現して敵をぶっ飛ばすとか、もう本当に最高ですよ。あまつさえ、そのまま「キイーン」とかいって空の彼方に飛び去っていくし。もはやちょっとした召喚獣です。

 そんなわけで時の流れから取り残されていたわけですが、気がつけばもう来週にはアサシン クリード ブラザーフッドが発売されるじゃあないですか。
 また超リアルな街を大人気なく右往左往して、町人に罵倒される日々を過ごせるというのか。
 やった!
 しかも主人公は引き続きエツィオさん……いや、エッツィオさんという嬉しい仕様。
 ブラザーフッドことアサシン仲間(?)たちに「エッツィオ!」「エッッツィオ!」「エッッッッチオ!!」などと四六時中暑苦しく名前を呼ばれる素敵エッチオライフが待ち受けているというのか。
 前作で超難解な古代の暗号をナンプレ感覚であっさり解いていたレオナルドさんも、かなり勢い良くエッチオエッチオ呼ばわってましたが、今回も出演するのだろうか。楽しみすぎる。
 これ以上俺のエッチオライフを愉快にして、どうしようというのか。
 絶対買う。

 どうでもいいですがちょうど一年前も同じようなこと書いてました。
 年を経るごとに頭がよくなり小難しいことを書けるようになると思っていた無邪気な時期が、俺にもありました。

レッド・デッド・リデンプション

2010/10/25

 レッド・デッド・リデンプションおもしれえー。
 とにかくいろいろ詰め込まれていて、めまいがする楽しさ。
 広大すぎる荒野のウェスタンを思うさま右往左往するゲームですが、開始一時間で西部の厳しさを一通り堪能できます。
 俺が遭遇したのは以下のようなケース。

●荒野のイベントその1「わたしを町につれてって」
「おーい、すまんが町まで乗せてってくれ」という男がいたので、やれやれしょうがないなーと馬を止めた途端、ものすごい勢いで引きずり落とされ、馬を奪われ「あばよ!間抜け野郎!」と乗り逃げされました。
 とりあえず冷静に背後から射殺することで事なきを得ましたが、それ以来「乗せてってくれ」という奴には問答無用で銃弾という名の天国行きチケットをプレゼントすることにしています。

●荒野のイベントその2「町の中で安心できるのは和製RPGだけ」
 町の中に入って一安心していたら、いきなり馬に乗ったギャング団が町に踊りこんできて撃ち殺されました。
 たとえ町の中でも安心できない。それが荒野のクオリティ。
 あと、往来のまっただ中で、男が娼婦に馬乗りになって刺し殺してました。怖いよ!
 この町には、死と暴力しかない。

●荒野のイベントその3「女性を助けるは紳士のつとめ」
 馬車が壊れたらしく、女性が「助けてくださらない?」と言っているので、やれやれしょうがないなー、拙者の荒馬をご所望かね?と下品なジョークを交えながら馬を止めた途端、馬車の陰から現れる大勢の荒くれたち。美人局かよ!
 ものすごい勢いで撃ち殺されました。
 以後、助けを求める女性の近くに馬車があった場合は火炎瓶を投げつけることにしています。

●荒野のイベントその4「夕食を一緒にいかがかね」
 テントを張ってキャンプしている旅人らしき人が「おーい、食べ物を持ってないかね」というので、近づいてみると、なぜか縛り上げられた男が横たわっており、あたり一面に人骨が散らばっています。
 え、どういうこと? と状況が理解できないうちにいきなり襲いかかってくる旅人らしき人。
 要するに彼は道行く者を殺しては、もりもりと人肉を食していたのでした。怖いよ! 
 よく見ると生首や手足とかも生々しく散らばってます。よく規制されなかったなー。


……といった殺伐としたウェスタン的イベントがランダム発生で日常的に起こります。
 長いことやってゲームに慣れても、油断すると即死するので常に気を抜けません。
 遊んでいるとひどく心がささくれ立ってくる、すばらしいゲームです。

 雄大な自然が美しく、愛馬に乗って駆けているだけでも楽しい。
 あと野生動物がたくさんいて、狩りを楽しめるのもよいです。
 例によって油断すると死にますが。
 狼に食い殺されたり、猪に突き殺されるのも慣れっこになりました。

 最近はひとしきり善行を積んで有名人となり、町の人がたいていのことを大目に見てくれるようになったので、理由もなく町の人を荒縄で縛り上げまくるプレイに興じています。
 あるいは馬に乗りながら縄で人を引きずり、バック・トゥ・ザ・フューチャーpartIIIにおけるビフの先祖プレイをたしなむ日々。(そして最後は肥溜めに突っ込む)

一切の希望を

2010/02/24

 XBOX360版のダンテズ・インフェルノをやっております。

 つまるところ、なぜか死神よりも強い普通の人間ダンテさん(CV:江原正士)のいい旅・地獄めぐりであり、神曲道中記であるわけで、いい具合に死後の世界の恐ろしさを思い知ることができます。
 とりあえずいたるところに串刺しの人体がオブジェよろしく羅列されており、地獄の恐ろしさをプンプン匂わせてきます。
 あと地獄では苦悶する人間の像が大量に配置されており、あまつさえその口からは必ず液状のなにかを出しています。
 ハシゴかと思って昇り降りしていたら無数の亡者がジムダステギのように折り重なったものだったり、序盤に「肉欲の塔」などという、俺でさえ具体的な描写がためらわれる超破廉恥スポットが存在したりと、バラエティ豊かな地獄の旅が楽しすぎます。

 かなりよくできています。
 まるで名作アクションゲーム「ゴッド・オブ・ウォー」のようです。
 というか、もしかして生き別れの双子の弟なんじゃないかと思うほどにゴッド・オブ・ウォーそのものでした。
 敵を倒して得た魂と引き替えに各種スキルをアンロックしたり、指示されたボタンを押して敵に止めを刺すCSアタックなどはもちろん、体力や魔力回復のオブジェを使う際にいちいちボタン連打が必要なところなど、本当におそるべき再現度。
 正直、訴えられやしないか心配になるレベルです。
 おもしろいんですけど。

モダン・ウォーフェア2

2009/12/30

 モダン・ウォーフェア2をプレイし、マルチプレイで外人を殺したり殺されたりしていました。
 外人にFUCK!と叫ばれるほどには活躍できず、いい具合に連中の滋養になっている感じがします。ヘリとかペイブロウとか呼べた試しがねえ。

 今回はあれですね、盾(ライオットシールド)が楽しいですね。
 うまく防げば銃弾はもちろん、グレネードやRPGすらも防御可能というミラクル防具です。
 俺のように射撃が下手くそな人間でも、うまく至近距離のタイマンに持ち込めば好き勝手に殴り殺すことが可能。
 盾で殴るときの「ゴッゴッ」という音……そして相手が絶望とともにくずおれる様がまた、たまりません。
 慌てて逃げ出した相手の背中に、持ち替えたマグナムの銃弾をブチ込む快感は病みつきになるほどです。
 盾を持って相手を執拗に追い回している最中、あっさり他の敵に撃ち殺される悲しさもまた、格別です。

 そして何よりも、同じように盾を装備した奴と鉢合わせしたときの緊迫感は異常。
 盾相手に盾の殴りはもちろん通用しないので、他の武器に持ち替えるか……いや、その隙を狙って殴られたら……とりあえず左右に回り込むか……いやいや、相手が先に武器を持ち替えて攻撃してきたら……などと、ちょっとした格闘ゲームなみの高度な読み合いが繰り広げられます。
 たいてい読みに負けてサクっとやられるんですが。


 そんなこんなで殺し合いに興じていたため、ラブプラスの寧々さんにはすっかり愛想をつかされてしまいました……。
 このことは自業自得とはいえちょっとショックだったため、年末から正月にかけて別途で書きたいです。


 という感じでー、明日はいよいよコミケ3日目ということでrandam_butterとして参加してきます。西地区み-17b。
 新刊はサイバーパンク同人誌「サイバーパンカー」、そして先着になりますがぽもろっそさんのイラスト&某詩人のサイバーポエム付きペーパーも配布します。
 夏に売り切れてしまった「.in」とか「鎧YEAR」なども並べる予定です。
 お越しになる方々は、うずまく肉と欲の海に取り込まれないようお気をつけて……!

アサシン稼業

2009/12/17

 なんかもう、冬の同人誌を完成させて以来、こう……すべてを出し尽くした感というか……やりきった感というか、ぶっちゃけここまでやりきったからには、もはや本を売らなくてもいいんじゃねえかとすら思えるほどの、それはそれは虚ろな達成感に浸っておったのですが、あとはたいていアサシンクリードIIをプレイしておりました。

 なぜか貴族のお坊ちゃんのはずなのに、前作のアルタイルさん以上の超人的身体能力を誇るエツィオさんを操って、フィレンツェやらヴェネツィアやらの建物の屋根に上り、衛兵に発見されて怒鳴られる毎日を送っています。
 マップ上に表示される膨大なイベントをすべてこなさなければ気が済まないので、さっぱり話が進みません。
 ロレンツォやらいう貴族を助けたのですが、ちょっと親しくなった途端、彼は鬼のように暗殺の依頼をしてきます。殺しても殺しても次の依頼が伝書鳩に乗ってやってくるので、アサシンブレードの乾く暇もありゃしませんよ。
 あと、街のおばさんの「浮気がちなウチの亭主をこらしめて!」などというローカルすぎる依頼も律儀にこなす地域密着型アサシンなので、やはり話が進みません。

 街の各所に配置された宝箱(小銭が入っている)もすべて拾わなければ気が済みません。
 高いところが大好きなので、新たなビューポイントが出現するたび真っ先に登りに行きます。
 もちろん話が進みません。

 それと最近ちょっと気になっているのが、主人公エツィオさんのことをみんなして「エッツィオ」と情熱的に発音している点です。
 より正確に表記すれば「エッッチオ」というぐらいの勢いであり、個人的には友人のレオナルドと、ヴィラの屋敷にいる大工の発音がえらく力強く、「エツィオ」などと綺麗に発音する気が毛頭ないとしか思えません。
 なんでわざわざ「エッツィオ」などと暑苦しく発音するのだろう、と思い、試しに自分でも発音してみたのですがなぜか無駄にテンションが上がることに気がつきました。
 おもしろいほどにテンションが上がる。
 はためには誰もいない部屋で独り「エッチオエッチオ」などとつぶやいているという……そんなつらい現実を差し引いてもこれはテンションが上がりますよ!

 このテンションの上昇っぷりはきっと、そう……ちょっと疲れているんだと思います。
 こう、人を暗殺したり銃で撃ち殺したりするゲームばかりやっていて心が荒んでいるのだと思うのですが、なんか最近ギャルゲーとかをやる気が起きなくてヤバいです。
 昨今ではときメモ4とか出ているのにこの有様では、もはやギャルゲーマーとしてはインポテンスに近いのではあるまいか。

 それはともかく、健やかな年末でありますように。
 いや、ちょっとぐらい健やかじゃなくてもいいので仕事を休みたい。引きこもって殺伐としたゲームに耽りたい。


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