復讐の名のもとに

2008/03/31

 都内某所にて、復讐という名の遊戯にふけってきました。
 わかりやすく言いかえると、むさくるしい野郎どもが集まってボードゲームやらカードゲームやらに興じておりました。


■バルバロッサ
 粘土でつくった何かを当てっこするボードゲームを遊びました。
 4人用ですが、8人集まっていたので、二人一組のタッグマッチでプレイ。
 あー、写真撮ってくればよかったですね。

 と思ったのですが、撮ってこなくて正解だったかもしれません。
 スーパーログ&伊藤計劃のコンビが同時にオナホールを作成するという、公序良俗に反しきった映像をこの由緒正しき高貴な我がブログに晒さずにすんだのですから……。
 ちなみに正確には「オナホール」「TENGA」とのこと。そしてTENGAはグッドデザインらしいです。うるさいよ。

 以前に同ゲームにてアナルパールやディルドーを作成した前科のあるスーパーログさん(一児の父)が、今回TENGAを作成した伊藤さんに「あなた超エロエロじゃないですか!」と水を向けたところ、伊藤さんはひどく沈鬱な様子で以下のように語ったと言い伝えられています。

 ――オナホールはエロなんかじゃない……
  あれはもっと……もっと哀しいものですよ――



 ちなみにぶっちぎりの敗者はログ&伊藤の穴兄弟。
 勝ったのは俺と玄さんのコンビでした。
 俺は何を血迷ったのか「手裏剣」という見たままのものを作成してしまい、ゲーム開始早々に言い当てられてペナルティを喰らうという失態を見せたのですが、相方の玄さんがダグラムに出て来る「デザートガンナー」を作成し最後まで誰にも当てられないという極端な攻守のバランスが功を奏したのかと。


■ブラフ
 その後、二卓に分かれてそれぞれ「ゾンビーズ!!!」と「ブラフ」を遊びました。俺はブラフ組。
 ブラフを持ってきた田中天さんと、ブラフが大好きというV林田卿、そして俺と同じくブラフ初心者の伊藤計劃さんとで遊びました。
 名前のとおりハッタリが大きくものを言うゲームです。

 「いやあ、心のキレイな人間が勝つんですよこのゲームは」などとのたまうV林田さんに俺たちの精一杯の虚勢も通用せず、3回ばかりプレイした結果は俺と伊藤さんの同率負け。
 戯れのできぬ男よ……と思いました。お互いに。

 田中さんは時に大勝、時に読みが外れて一撃死という豪快なプレイが印象的でした。
 一プレイあたりの時間も少なく、さくさく遊べるし、手軽にヒリつくような駆け引きが堪能できるナイスゲームでした。


 ちなみに、隣のゾンビーズ卓ではひたすらヒライが「死ね! 死ね!」という言葉を連呼していました。



■Bang!
 殺伐おもしろ西部劇カードゲームを8人でプレイ。
 保安官(という名の暴君)、裏切り者、無法者が入り乱れて撃ち殺し合うという、ある種俺たちを象徴するかのようなゲームです。

 このゲームの特殊カードに「牢獄」(ジェイル)というのがあります。これを喰らうと特定のカードを引かない限り一切何もできなくなるというとてもつらい効能を持つカードです。
 ただしジェイルにインした状態であっても、なぜか敵の銃弾はきっちり届きます。もちろん大砲の弾も当たります。
 あげくの果てにはインディアンの襲撃を喰らったりもします。どんな牢屋だ。
 早い話が、百害あって一利なしという超極悪カードです。まさにフィールソーバッドなカードです。

 今回、俺はジェイル期間が長かったおかげで、牢屋に入れられたチンピラの小芝居がかなり上達しました。
 今度からこのゲームのハウスルールとして、牢屋に長く入れられた分だけ強くなるみたいなのを付加してはいかがかと。隔離病棟でモリモリ筋トレしてたサラ・コナーみたいな感じで。
 ジェイルに入った分だけ、男は強くなれる。

 そのほか、牢屋に入った人に容赦なく銃を乱射したり、自分で火をつけたダイナマイトで即座に自爆したりと、とにかく田中天さんのファインプレーがキレておりました。プレイが終わるころには、すっかりキチガイ保安官の称号が定着。

 また、その横でひどく冷静沈着に極悪な装備を着々と身につけつつも、やっぱり己の放ったマイトで爆死という壮絶な生き様を見せ付けてくれたヤスさんが印象的でした。
 この人だけは敵に回しちゃいけない……!


 そんなこんなであっという間に数時間が過ぎ去り、皆でベトナム料理など食して帰りました。
 これにて復讐完了。
 だがまだ、まだ足りぬ……そんな遊戯に飢えた復讐鬼たちによる二度目の宴が催されるのは、そう遠い日のことではないような気がします。
 

 なお、以上の模様は田中さんのところにも写真入りでレポートされとります。
 ヤスさんのところにも。

 あと、賞品というか罰ゲームの一環として、俺が持って帰ってきたのは「熱血!コロコロ伝説vol1」でした。
 これ、甘く見てました。
 ヤバいよこれ……リトル巨人くんとか、ながいのりあき先生の描き下ろしが載ってるよ……。
 思わず胸が締め付けられるほどの郷愁にかられました。

 すっかり忘れていたけれども、俺だってコロコロコミックを毎月読んでいた頃があった……そんな時代が、たしかにあったんだよなあ。はー。

うめき

2008/03/26

 例の「隣の家の少女」がフィクションで良かった良かった……という俺のキシリトール並みに甘い考えに対して情け容赦ない鉄槌をくだすかのように「クク、残念だけど実はアレには元ネタとなった事件があるんだYO!」という感じのメッセージをmixiやらブログ拍手やらでいただきました。

 本当にありがとうございました。
 ええ、とてもショックでございました。
 具体的には乙女座のシャカが瞬に「いくかね?ポトリと……」などという超残虐ワードを吐いたとき以来のショックでした。上杉達也の声で。

 とつぜん乙女座のシャカの話になったのは理由があります。
 そう、話せばわりと長いようで短い理由が……。

 XBOX360クラシックで購入できるNINJA GAIDEN BLACKが思いのほか面白くて、どうして俺は初代XBOX持ってるくせにこのゲームをプレイしておらなかったのかと激しく後悔しました。
 ものすごい難易度ですが、それを補って余りあるリュウ・ハヤブサの素敵なSHINOBIっぷりですよ。
 カッコよさ優先のカメラなんで、操作しづらくて溶岩に落下したりすることもままありますが、慣れでなんとかなりました。
 コンボを叩き込んで敵の首を軽快に刎ね飛ばせるのも楽しいです。それ以前に、敵が狡猾で群れで連携して襲ってくるんで、序盤は何もわからないウチにボコられて死ぬことしきりですが、何とか攻撃を回避する術を覚えてくると楽しくなってきますなー。これは良いアクションゲーム。

 何よりもすばらしいのが、主人公リュウ・ハヤブサの声優が堀秀行氏であるところですよ。
 剣を振るたびに「はあっ!」とか、「うぉおりゃあっ!」などという高濃度の堀ボイスを聞かせられ続け、俺はもうしんぼうたまらなくなったので、おもむろにニコニコ動画で「堀秀行」でタグ検索し、アニメ聖闘士聖矢の「シャカ!もっとも神に近い男」を視聴したりしてました。
 堀秀行演じるところのフェニックス一輝兄さんが最高に熱く……いや、むしろ暑苦しく燃え上がるナイスな話でした。
 これでやっと最初に話がつながった。


 ところで大人になった今……改めて観ても……やっぱりシャカの技(天魔降伏や天舞宝輪とか)は、さっぱり原理がわかりませんでした。
 シャカが技名を叫んだとたん、背景に謎の宗教画チックなものが浮かんでは消え、気がつけば聖矢たちが全員吹き飛んでいるという大味っぷり。しかもよく見れば最後の一枚はキリストの絵だったりして、もう何をやりたいのか本当に意味がわかりませんシャカ。
 よくよく聞けば声が上杉達也(三ツ矢雄二)だし、ことあるごとに怪しい宗教ネタで攻めてくるし、もうそろそろシャカを神とあがめるのはやめようと思います。

 あと、聖矢が「この野郎、オツにすましやがって!」などというチンピラ臭あふれる言動とともに黄金聖闘士に突っかかっていき、なにかに気づいた紫龍が「ま、待て聖矢!」という一連のパターン(流れ)は本当に美しいと思いました。
 神よわたしはうつくしい。ポトリと……。

いつまでも

2008/03/19

 キムのケツアゴ事件で負った精神的外傷のせいでここ何日か主に性的な意味で生きる気力をなくしかけていたのですが、この宇宙船地球号の一員としての自覚を唐突に持って、日々、エコロジーとかプラズマ発電とか、少子化とかを強く意識して生きていかなければならないと思ったのでした。
 とにもかくにも、生きていくっきゃないと。
 むしろハートを磨くっきゃないと。バチバチっと火花飛ばしてみるかと。

 最近、サイバーパンクに耽溺しようと思い立ちまして。
 具体的にはサイバーパンカーになっちまえばいいじゃねえかと思いましてね。
 などと言いながら気がつけば借りていた「隣の家の少女」を読んでました。
 なぜだ。
 人生で最悪の読後感を与えてくれると評判の本書をうっかり朝の通勤電車の中で読み終え、この世に生まれてきたことを悔やみながら一日仕事をしてました。「読む暴力」とはよく言ったものよ……。
 救いとしては、まずこの物語がフィクションであるということ。間違っても事実をもとにした次世代作家によるリアルフィクションとかじゃないよね? なんなんだろうリアルフィクションって。
 あと、もうひとつの救いは、借りた本であるということ。あまりに忌まわしいので、早々に返却したいですわ。


 そんな感じで、気がつけばちっともサイバーでもパンクでもない読書体験に偏ってしまっていたので、心を改めて、北方謙三「水滸伝」を読み始めました。
 これはよいサイバーパンクです。
 いや、ちょっと言い過ぎました。むしろ嘘と言っても過言ではない。
 あんまり……サイバーじゃないです。
 古代中国のパンカーたちが暑苦しく結託して、腐った政府とか権力を打ち壊そうぜ!という話のようです。
 実は水滸伝ってきちんと知らないのでとても新鮮です。豹子頭林冲だとか九紋竜史進だとか、名前だけは伝え聞いてる程度で。
 今思ったのですが「パンサーヘッド」とか「ナインドラゴンズ」だとか名乗れば、痛々しい二つ名と紙一重ですがパンクな感じがしますよ。
 ナイスパンク。

 前に読んでいた「隣の家の少女」で心がすさんでいたからかもしれませんが、男同士の魂の触れ合い的なシーンがやけに心に響きます。
 まだ一巻なんで序盤も序盤なんですが、深い師弟の契りを結ぶ王進と史進の別れの場面とかで普通に涙ぐんでしまいました。通勤電車の中で。

 序盤の醍醐味というか、個性豊かな水滸戦士(今考えた水滸伝にでてくる勇士たちを指す造語)が次々と登場してきては出会い、成長していくのがたまらんですね。
 これで、実は水滸伝は壮大なサイバーパンク小説だったというオチさえなければ安心です。

 長き激闘の末、傷ついた身体を癒すために梁山泊の地下シェルター内でコールドスリープについた水滸戦士たち……やがて数千年後の未来で目覚めることになる彼らの過酷な運命を、まだ誰も知る由もない……。

 などという超サイパン展開が最後に待ち受けてさえいなければ。
 ちなみに目覚めたときは水滸戦士全員が頭に電極とかを埋め込まれてたり、馬の代わりにエアバイクに乗ったり、宋江の書いた書物がPDF化されていたり、作中でよく奪ったり売られたりしている塩が電子化されて電子塩になってたりします。

 そんなあんばいで、自らの底の浅いサイバーパンク観を露呈しながら寝る。

よしなしごと

2008/03/09

 何か近況を、と言っても、今朝起きたらものすごい頭痛で、頭が痛すぎて昼過ぎにマジで嘔吐とか、ちょっとした死亡フラグみたいな出来事しかない今日この頃なんですが皆さんいかがお過ごファーオ!

……今のは、とくに意味もなく奇声を発してみることでどん底のテンションが反転しやしないかという試みだったのですが失敗に終わった模様です。
 そりゃそうですよ。
 そんな魔法みたいなもんなんて世の中のどこにもないのでしょう。
 俺のテンションが上がれば、どこかの誰かの陰茎が勃起不全になるとか、そういったせちがらい等価交換というかシーソーゲームというか質量保存の法則で構築されたセカイという名の巨大な機械の中のいち歯車となって生き続けるしかないのでしょうね、これからも俺は。俺たちは。

 などということを考えつつ「24-TWENTY FOUR-Season2」をもりもりと視聴しておりました。
 ようやっと中盤あたりですが、ここに至るまですでに二回ほど「ゲーッ!」を発しています。
 それほどの衝撃的展開。
 アメリカはどれだけテロの脅威にさらされとんのかと。
 どれだけロサンゼルスにテロリストとドメスティックバイオレンサーが潜んでおるのかと。
 まさにテリブル。OH! テリブルロサンゼルス!
 ほぼ1時間ごとに1回、裏切り・どんでん返しが発生する素敵な海外ドラマです。

 ジャックさんは例によって、事件発生後から不眠不休でがんばっています。
 眠らないどころか、メシも食わず排泄行為もせず、ちょっとしたファンタジー世界の住人みたいになってますジャック・バウアー。
 挙句のはてには、乗っていた飛行機が地対空ミサイルで撃墜されても何食わぬ顔で生還したりと、オーラバリアとかで守られてるんじゃないかというぐらいダイハード野郎です。高度成長期の日本のサラリーマンだってこんなに働かねえと思います。

 それと、ジャックの娘のキム(金髪巨乳)ですが、とある方からのWEB拍手コメントより、実はキムのアゴが割れているという情報を得てしまいました。
 俺は必死にその事実から目をそむけようとしました。
 真実と向き合うことを拒否しました。が……。
すごく…ケツアゴです…

 どうみても……それは見事な……ケツアゴでした。

 気がつけば、以前ほど素直にキムに対して萌えていられない自分がいました。
 そう、俺はなにか……とても大切ななにかを……失ってしまったのです……。

 24の製作会社は、その制作費の何割かを傾けてでも、キムのケツアゴをCG処理とかで巧妙に修正すべきでした。修正するべきだったんだ!!(激昂)


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