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クリミナルガールズ

2011/03/30

 あー、なんかEROいゲームをやりてえな。

 ときめきメモリアルをプレイした吉田戦車氏が言うところの「ちんちんがほてってしょうがない」状態になりたくなり、おもむろにPSPのクリミナルガールズなるゲームを購入しました。

 一癖も二癖もあるギャルズたちを育てて地獄からの脱出を図るというゲームなのですが、ジャンル名が「少女おしおきRPG」などとあり、所持しているだけで異常な性的嗜好の持ち主と判断されかねない危険なアイテムです。

 どういうゲームか端的に紹介します。
 セーブポイントに行ってキャンプ画面を開くと

  REST(休息)
  SAVE(セーブ)

 という感じのおなじみのコマンド群に混ざって

  PUNISH

 というものが、さも当然のように存在します。
 PUNISHすなわち「おしおき」であり、虎眼流的に言うところの仕置でございます。
 おそるおそるそのコマンド……PUNISHを選んでみると、ずらりと仕置メニューが表示されます。
 具体的には堂々と「スパンキング」というコマンドが出てきます。
 よもや家庭用ゲーム機のRPGでこんな語句を目にすることがあろうとは……!

 で、スパンキングを選択すると、タイミングよくボタンを押して女の子の尻を叩く(うまく叩くとEROいイラストが少しずつ見えてくる)という、おそろしく頭の悪いミニゲームが始まります。
 けっして……俺自身はけっして女の子を叩いて悦に入るような趣味などはないのですが、そうしないと彼女たちは「たたかう」とか基本的なコマンドすらおぼえてくれないのでスパンキングせざるを得ません。
 スパンクせざるを得ない。
 スパンク スパンク 大好きよ……といにしえのアニメソングをうつろに口走りながら心を鬼にして女の子の尻を殴打する作業にひたすら没頭するしかない。

 ちなみに仕置を遂行するためには、敵を倒して得られるOP(おしおきポイント)が必要です。
 OPはたまに宝箱の中にも入っており、ショップで通貨の役割も果たす万能のポイントです。具体的にはいったいどういうものなのだろうと疑問は尽きませんがとにかく仕置をするため……ひいては女の子たちを成長させるためにせっせとOPを稼ぎ、スパンキングに励む日々です。

 フロアを牛耳っている中ボスを倒すと、なぜか電撃棒やら謎の液体やらが地面に落ちており、それを拾った主人公が「この質感……これは新たなおしおきに使えそうだぞ」などというエポック感溢れる言葉を発し、PUNISHメニューがよりクリエイティブに充実していくという仕組みです。
 現在おぼえたおしおきは「スパンキング」「電気パッチン」「ぬるぬる調教」です。
 最後のものはうっかり「調教」などとストレートに表記してしまっており、いろいろと言い逃れできない感が満点です。

 こんなふうに書くとアホなゲームのように思えてしまうかもしれませんが、いや実際かなりアホなのですが、中身自体はかなり硬派な感じで、敵との戦闘などはかなりシビアなバランスです。
 女の子たちの個性(スキル)をきちんと活かして戦わないと先に進めないため、自然とスキルを習得するためのおしおきにも力が入り、結果ちんちんがほてっていくという素晴らしいサイクルを形成しています。

 PSPなのにこんなにもEROくておもしろいゲームを出してくれてありがとう。
 感謝の気持ちでいっぱいです。
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地震でした

2011/03/22

 地震でしたね。
 被災地ほどではないものの、それなりに揺れました。
 いや、自分史上、最大級に揺れました。

 あの金曜日の昼下がり、俺は職場で普通に働いていた(具体的には会社の後輩の指導をしていた)のですが、なんかもうバイオレンスジャックの冒頭みたいな信じ難い揺れっぷりで、生まれて初めて本気で身の危険を感じて机の下に潜りました。
 職場が無駄にそびえる高層ビルで、隠れていた机のすぐそばに窓がありました。
 外はやけに天気がよく、海がよく見えました。そのすべてが揺れていましたが。

 あまりに揺れが収まらないので(あとで調べるとそれほど長い時間ではなかったのですが)、ああ、俺はビルの倒壊に巻き込まれてここで死ぬんだろうか、などという思いがじわっと浮かんできて、いやいやいやそんなわけねえ、その証拠にぜんぜんあわててねえし、むしろほら、余裕の笑みすら浮かべることができるぜ!……うお、すげえ落ち着きぶりだ……すげえな俺……などと、机の下に這いつくばりながら必死に薄ら笑いを浮かべていたわけですが、今思えば十分に気が動転していたようです。

 幸いにもビルは倒れもせず、俺はケガ一つなく無事だったわけですが、地震のおかげで遠隔地の蟹センターの籠の電源がすべて落ちるという惨事が発生し、復旧のため翌日土曜日の深夜まで働き続けました。
 連続30時間以上のサービス残業です。
 仮眠どころかほとんど休憩らしい休憩もなく、日本全国がなにやらたいへんなことになっているっぽいのに蟹籠とかもうどうでもいいじゃねえかよ、というか30時間以上連続勤務って、いったいそれどんな勤怠だよ、略してどん勤だよ!などと心中で毒づきながら延々と働いていました。
 社畜と罵ってもらって結構です。


 そんなこんなをいろいろ終わらせて、いまだかつて見たことがないほどに人気のない東京駅や新宿駅を眺めつつ帰宅しました。
 twitterで無事に帰宅した旨をつぶやくと、たくさんの人から「つぶやきがないから心配してたよ」的なリプライをいただき、泣きそうになりました。
 ありがとうございます。
 twitterすばらしい。
 ゆるやかなつながりでも、つながりはつながりですね。
 主にtwitterをアニメ「美味しんぼ」の感想の吐き捨て場所としてばかり利用していた己を恥じたいと思います。

 自宅に帰って泥のように眠り、テレビをつけると様々なクライシス映像が視界になだれ込んできました。
 一瞬、日本の出来事とは信じられなかったほどです。
 なんかこう、そこはかとない不安がわきあがってきます。

 そういやあ実家にもいちおう無事を連絡しておくべきか……と、いまさらですが殊勝な考えが浮かび、おそろしく久しぶりに北海道の実家に電話をかけました。
 我が一家は、アパートの契約更新の保証人を頼むときと、借金の連帯保証人を頼むときと、互いの身に生命保険をかけるときぐらいしか連絡を取らないというドライきわまる家族です。
 電話には母が出ました。

俺「あー、俺だけど」
母「どした? いきなり?」
俺「えっ? いや、ええとね……」


 てっきり母の第一声が「よかった無事だったのね! ケガはない?」的なものかと思っていたので、言葉につまる俺。仕方なく、

俺「いや、昨日……じゃなくてもう一昨日か。地震が起きたじゃないですか。かなり大きい」

 などと自ら懇切丁寧に経緯を説明をする始末。

俺「……で、けっこう揺れたもんだから、特になにもなかったんだけどいちおう無事だよという連絡をですね、しとこうかなと思ってですね、まあそういう電話なんだけど」

母「あー、そっち(関東)も地震あったの?」

 twitterではいろんな方々に心配されましたが、実母にはまったく心配されておりませんでした。
 テレビを観る限り東北地方の惨状ばかりが報道されているので、関東の方は揺れが無かったと思っていたようです。
 少しだけ雑談をして、電話を切る間際、母の実家が宮城県だったことを思い出して、

俺「実家のほうは大丈夫? 宮城のほう、たいへんみたいだけど……」
母「だいじょうぶっしょ。なんも連絡ないし」


 それはなにかが違うような気もしましたが、あまり深く考えず電話を切りました。

 twitterなどのネットを見ていると、直接の被害はないものの、見知らぬ被災者のために必死になっている人々がたくさんおられます。
 それに比べて母の脳天気さはいったいなんなんだろうと。
 いくら疎遠だからとはいえ、仮にも故郷がたいへんなことになっているというのに。

 などと書きつつも「あー、そうだよな、俺ら一家ってこんなもんだよな」ということを再確認して安堵している自分がいます。
 己の身の程を再認知したというか。
 なんか世の中いろいろたいへんだけど、まあ、けっきょくは自分ができる目先のことを地道にやるしかないし、できないことはどう逆立ちしたってやれないものな。
 落ち込んだり暗くなったりする意味がないなら、開き直って笑って生きたほうがいいものな!
 不謹慎を承知で書くと、ウチのママンは今回の震災で何一つ心を痛めていないと思います。
 たぶん超他人ごとです。
 テレビの前で煎餅をかじりつつ、心身ともに完全なるノーダメージです。
 それがいいのか悪いのかはわかりません。
 わからんし、わかったとしてもどうこうできるものでもなく、どうこうする気もないですし。


 そんなママンのことよりも、公共広告機構(AC)がTVCMの中で挨拶を励行するフリをして微妙な茶魔語を広めようとしていることのほうがよっぽど深刻です。
 あの「おはようさぎ」という言葉になんとも言えない違和感を感じます。
 いやいやそこは「おはヨーグルト」だろ!的な……。
 正誤表にすると以下のとおりです。

  ×おはようさぎ
  ◯おはヨーグルト

  ×こんにちワン
  ◯こんにチワワ

  ×こんばんワニ
  ◯こんばんワイン

  ×ポポポポ~ン
  ◯へけけけーっしゅ

  ×ともだちいっぱい
  ◯ともだちんこ

 皆さん(特に三十代のオヤジども)には、正しい知識を持ってくれぐれも冷静な対応をお願いしたいと思います。

かみはしんだ

2011/03/10

ゲームボーイ用ソフト「魔界塔士 Sa・Ga」より

かみはしんだ


 幾百の世界をつらぬき、その中心にそびえ立つ巨大な塔。
 この世でもっとも高い場所、塔の世界の最果てで、ぼくたちは神を殺した。

 このゲームをクリアした日のことを、ぼくは生涯忘れない。
 神の死は唐突に告げられた。
 有名なニーチェの言葉でもなく、ましてや天から響く荘厳な言葉などでもない、それはぼくの手のひらに収まる160×144ドットで構成されたモノクロ4階調の液晶画面。
 なんの変哲もないことのように表示される、そっけないシステムメッセージとして。



「やっちまったぜ……」
 〈人間・男〉が、バラバラになった神の亡骸を見下ろして、つぶやく。
 ぼくと一緒に幾多の冒険の旅をくぐり抜けてきた無二の戦友。
「てかよ、まさかチェーンソーで瞬殺されるかァ? 神サマともあろうお方がよ?」
 つい今しがた、ぼくたちは神を殺した。
 具体的には、回転式電動ノコギリ、すなわちチェーンソーを用いて神の身を左右真っ二つに引き裂き、細切れの肉片に変えた。
 ちなみにチェーンソーは町の武器屋で4000ケロを払って購入した。チェーンソーの最大使用回数は30回。つまりわずか133.3333ケロ程度の超低コストで、ぼくらは神を殺してしまった。
 戦闘開始後、わずか1ターンの出来事だった。

 〈人間・男〉は「は、は、ははッ」と小さく喘ぐような音を発していたが、それはやがて耳に障るほど甲高い笑い声になった。勝利によって緊張の糸が切れたのか、彼の哄笑はやむことがなかった。もはや主のいないフロアを犯し蹂躙するように響きわたる人間の声。

「ねえ」
 隣にいた〈エスパーギャル〉が、ぼくの腕にそっと触れる。
「神様を殺して……これからわたしたちはどうなるの?」
 そんなこと、ぼくにわかるはずがない。
 誰にだって、わかるはずがない。

「決まってるさ」
 笑いをぴたりと止めて〈人間・男〉が答える。
「俺たちが新たな神になればいい。……見ろよ」
 塔の最上階からは、あらゆる世界を見渡すことができた。
 世界に存在するあらゆる生き物の営みが手に取るように把握できた。
「ここは神の座だ。ゲームマスターの特等席ってやつだ。これまで俺たちが通ってきた世界なんざ、ちっぽけなゲーム盤に過ぎないんだよ」
 ぼくたちが生まれ、旅してきた世界。
 大陸世界、海洋世界、空中世界、都市世界……さらにたくさんの世界。
「この世界にいるすべての生き物はゲームの駒だ……生かすも殺すも思いのままってやつだぜ」
 気がつけば〈人間・男〉は瞳に異様な光を宿らせている。

 でも、ぼくたちはそんなことを……そう、ぼくたちを玩具のようにもてあそぶ神が許せなくて、この戦いを始めたのではなかったか?
 〈人間・男〉は力強く言葉をつづける。
「俺はあのクソッタレな神の野郎とは違う。それに神の力があれば、死んだ連中を生き返らせることだってできるんだぜ?」
 〈エスパーギャル〉が息を飲み、ぼくに触れている細い指が固くこわばるのを感じる。
 ぼくらは幾人もの仲間の死を乗り越えてここまで来た。
 レジスタンスのリーダーや、暴走族の総長……。ぼくの腕の中で冷たくなっていった彼らのぬくもりを取り戻すことができるのならば……。

「一つ、問いたい」
 唐突に〈モンスター〉が口を開く。
 パーティーの仲間、その最後の一人(一匹)だ。
 〈モンスター〉であるところの彼(彼女)は、倒した敵の肉を食らうことでその力を取り込み、さらに強力なものへと姿を変え、進化していく。
 冒険を始めた当初は脆弱なスライムだったが、今は雄々しい竜の姿をしている〈モンスター〉が、神の骸を指し示す。

「その”肉”は、喰ってもかまわないのか?」

 沈黙。
 神を殺せしぼくたちは、〈モンスター〉の問いかけに沈黙する。
 神を……神の肉を……食べるだって?

 引きつった表情を無理に歪ませて〈人間・男〉がせせら笑う。
「ハッ……さすがはバケモノ、とんだ悪食だぜ」
 〈エスパーギャル〉が涙目でつぶやく。
「あのう、ささ、さすがにそれは……罰当たりっていうか……」
 〈モンスター〉は首をかしげる。
「あれは、もう死んでいる」
 そこに何も写すことのない乾いた獣の瞳で、告げる。
「死んだ神は、ただの肉だ」

 〈エスパーギャル〉がおそるおそる口を開く。
「その肉を食べると……〈モンスター〉、あなたはどうなるの?」
「さらに、強く」
 その答えは明快だ。
 〈モンスター〉の本能、あるいは存在理由。
 それは倒した敵の肉を食い、力を付けて、さらに強い敵を倒すこと。その繰り返し。
 永劫に終わりなどない。
 もしも終わりがあるとしたら、それは自分よりもはるかに強大なものに敗れ去るときだろう。
 強大なもの。
 たとえば、神のような。
 たとえば、神を殺した者のような。

「へえ、バケモノ風情が……神の力を手に入れようってのか?」
〈人間・男〉が薄ら笑いを浮かべながら〈モンスター〉に語りかける。その声は張り詰めた糸を連想させる。極限まで張り詰め、鋭い音を立てて切れる寸前の細い糸を。
「違うな、人間」
 〈モンスター〉が鋭い牙を剥き出し、低い唸りを発しながら〈人間・男〉と対峙する。
「肉を喰って得た”力”は……もはや我の”力”だ」
「ほざけ……そんな力、俺が神になった世界じゃ邪魔なだけだぜ。なあ、ものは相談だがよ……今の状態で満足しとくってわけにはいかねぇか? おめえは今や、この世界じゃ最強クラスの”モンスター”だろ?」
「……無理、だ」
「あー、そうかい……そんじゃ……しかたねぇな」
 〈人間・男〉と〈モンスター〉は互いに距離を測っている。炎、牙、爪、剣、拳、銃撃……己の武器が相手を確実に殺せる、その絶望に満ちた距離を。

「ね、ねえ、やめなよ。二人とも……ねえっ」
 〈エスパーギャル〉の悲痛な叫びは届かない。
 気がつけば〈人間・男〉と〈モンスター〉は、ぼくの右手に握られたチェーンソーを黙って見つめている。

――新たな神になった俺を、おまえはやがて”それ”で切り裂くのか?
――神を超える力を手に入れた我を、おまえはいずれ”それ”で切り裂くのか?

 回転歯に神の肉片がこびりついたままのそれは、戦い疲れたぼくの腕にはひどく重い。
 冷たい汗がにじむぼくの手に、〈エスパーギャル〉の柔らかな手が重ねられる。
「ねえ、逃げようよ……」
 彼女の瞳はとろける蜂蜜のように潤み、ぼくを見上げている。
 異能の力を使いこなす、可憐な少女。
 彼女は争いを好まない。
 彼女は過ぎたる力を好まない。
 彼女は痛みや苦しみを好まない。
「神様とか、力とか、そんなの関係ない世界に二人で逃げよう? ね?」
 ぼくは。

「神を殺した者――神より優れた者が神になってなにが悪い? 神を殺せた時点で、もう俺は神に等しいか、それ以上の存在なんだよ」
 人間が謳う。

「神など要らぬ。ただ大いなる”力”。それが我が望み。唯一にして無二なるもの」
 化物が吠える。

「ねえ、いっしょに逃げよう? なにもかも捨てて」
 少女がささやく。

 ぼくは。
 ぼくは、その手に握るチェーンソーを――。



 ふと、どこからか声が聞こえたような気がして、ぼくはすでに神のいない天を見上げる。
 ぼくのチェーンソーによってバラバラにされる前に、シルクハットの男――神――がうそぶいていた言葉。
 どこか皮肉げで、少しだけ哀しげな響きをもって。

「これが生き物のサガか……」



 ゲームボーイ用ソフト「魔界塔士 Sa・Ga」は1989年12月15日に発売され、百万本以上を売り上げるヒット作となった。
 百万人以上の少年少女が、おのおのの神を殺した。
 チェーンソーで。サイコソードで。ネコの爪で。パンチで。キックで。ヤマアラシで。ミサイルで。波動砲で。核爆弾で。正宗で。エクスカリバーで。
 ありとあらゆる武器を用い、ぼくらは神を殺戮した。
 百万の神が死に絶え、百万の亡骸が残された。
 そのかたわらには、神になりそこねた百万の少年少女。
 それがぼくたちだ。
 たった160×144ドットのちっぽけな世界に神を見出し、ためらいもなく神を殺し、そして神の死を告げられた――ぼくたちは、その最初の世代だ。

たこ焼き屋の前でズボンを下ろす子供について

2011/03/03

 お寒いですよね。

 お笑い的な意味ではなく、気候というか気温的に。

 もう三月ですよ。
 さらに詳しく記せば三月三日ですよ。

 あっ。
 ひな祭り……じゃないですか。
 お内裏様とお雛様じゃないですか。
 二人ならんですまし顔じゃないですか。
 ひな祭りの歌の細かい歌詞を忘れたので詳細は省きますが、今日は楽しすぎるともっぱらの評判であるところのひな祭りじゃあないですか!
 やったぜ!

 そんな楽しげなイベントのことを電気を消した暗い部屋でパソコンの明かりに照らされつつ一人で書き綴っているわけですが、寒いじゃないですか。
 人生が不毛だ的な意味ではなく、気候的に寒いです。
 とても三月とは思えぬ寒さに、駅のホームとかで凍えそうな日々を過ごす今日この頃です。

 このようなありさまでは、春など永久に訪れないのではないか。
 (人生の春的な意味ではなく、四季的な意味での春です、念のため)

 なかば本気でそんなことを考えながら地元の駅を出て家路を急いでいたところ、ズボンを下ろした子供がたこ焼き屋に並んでいる姿を目撃したのです。
 小学生になるかならないかという年頃の男の子でした。
 (もしかして幼い女の子がおパンツを……?などと期待して読んでいた人がいたらすいません、というか自重してください)
 この寒空の下、男の子はなぜかズボンをひざのあたりまでずり下げ、パンツ丸出しで父親とおぼしき中年男性といっしょにたこ焼きを買っているのでした。
 こう書くとなんですが、それはとてもシュールな光景でした。
 あまりにも味わい深すぎたので思わず携帯電話のカメラで写真を撮ろうかと思いましたが、そういう性癖の人間と思われてもマズいと冷静に考え自重しました。すぐそばの駅前には交番もあることですし。

 それにしても、なぜ彼はズボンを下ろしていたのでしょうか。
 米澤穂信先生のミステリ小説よろしく、日常に潜むちょっとした謎が残されました。
 正直、もう眠くてしょうがないのですが、さらに言えば今日は単にパンツ脱いだ子供のことを強引に書き記しておきたかっただけなのですが、せっかくなのでいくつか俺の推理を栗きんとん事件ばりに書き記しておきます。

●推理1 暑かった
 彼は暑かったのではないでしょうか。
 いや、気温にして1℃とか2℃ぐらいしかない酷寒とも言える状況でしたが、実は彼は雪国の生まれで寒さにものすごく強い耐性があったのでは。 

●推理2 肉体を誇示したかった
 彼は、肉体を見せびらかすために服を脱ぎたかったのではないでしょうか。
 鍛え上げた己の身体(主に下半身)を周囲に見せつけたかったのではないでしょうか。
 夜の寒さ、身につけた一般常識、すぐ隣にいる自分の父親、一心不乱にたこ焼きを焼く店の親父……それらの存在があってなお、幼い身に潜んでいた自己肉体顕示欲に抗えなかったのではないでしょうか。

●推理3 漏らしていた
 これはありそうです。
 彼はなんらかの理由で失禁しており、やむをえずズボンを脱いでいたのです。
 あんたらそんな状態でのんきにたこ焼き食っとる場合かいなとも思いますが……あるいはたこ焼き屋に並んでいる途中、待ちきれずに思わず尿が出てしまったという説も考えられます。

●推理4 ファッションだった
 あるいはパッション(情熱)だったのかもしれません。
 いっとき溢れでたパッションを彼は抑えきれなかったのかも……しれませんね。

●推理5 黒魔法だった
 なにか呪術的な意味合いがあったのかもしれません。
 でもパンツはごく普通のブリーフだったので白魔法だったのかも……しれませんね。

●推理6 スリルを楽しんでいた
 まさか、彼はチープなスリルに身を任せていたというのでしょうか。
 だとしたら、末恐ろしい子供です。
 しかし、今思えばすぐ隣の父親や、カウンター越しでたこ焼きを焼く親父は、少年の痴態にまったく気づいていないようにも見えました。
 この身を切るような寒さの中、彼はたった一人で極限状態の愉悦(マキシマム・スリル)に浸り、興奮と熱さに心を震わせていたのかも……しれませんね。


 いろいろ検討してみましたが、推理2と6はほとんど同じようなもんですね。
 疲労したサラリーマンが就寝前に書くことなんざたかが知れているという好例です。

 こんなにぐだぐだ考えるぐらいなら、彼に向かって「きみはなぜ、この寒い中、たこ焼き屋の前でズボンを下ろしているのかね」とストレートに問うてみればよかったな、と切に思います。
 まったくもって後の祭りですね。
 上手いことを言うならば、ひな祭りですね。


 ところで、誰も言わないのであえて俺が言いますが、「魔法少女まどか☆マギカ」の各話タイトルは、往年の富士見ファンタジア文庫作品「魔術士オーフェン」のタイトルを彷彿とさせてなりません。

 「それはとっても嬉しいなって」
 「てめえらとっとと金返せ」
 「そんなのぜったいおかしいよ」
 「そのまま穴でも掘っていろ」
 「奇跡も魔法もあるんだよ」
 「それはいろいろまずいだろ」

 よーし、さりげなく混ぜてもまったく違和感がねえ。


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