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途中経過、あまりよろしくない

2011/07/30

 しばらく減量ネタを書いてませんでしたが挫折してません!
 たまに外食したり酒飲んでますが!


【今日のステータス】
 95.9kg/26.3%

 生涯何度目かの減量を決意して、約二ヶ月半が経過しましたが……

  体重   -8.5kg
  体脂肪率 -4.2%

 はたして俺の質量が90kgを下回る日は来るのでしょうか。
 そしてLサイズの服を着用できる日は……。
 (今はXLサイズでやっとこ)


【今日のDM】
 8kgも体重が減った!……というと一般的にわりとおおごとですが、元が100kg超のデブエリートにとっては端数や誤差のようなもの。
 その証拠に、職場ではまったく減量に気づかれていません。

 ところでデブは首が太いので、ワイシャツの一番上のボタンがとめられません。
 最近たわむれにとめようとして、あまりの苦しさに嘔吐しかけました。
 また、ネクタイを締めるときにうっかり結び目を大きめにすると布の長さが足りずにみっともないことになります。その見苦しさたるや、思わずそのままネクタイで首を吊りたくなるほどです。
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水樹奈々様ライブレポ的なもの

2011/07/27

 去る7/24(日)、今や天下人との呼び声も高い声優であり歌手でもある水樹奈々様のライブに行ってきた。

 場所はさいたまスーパーアリーナ。
 さいたま新都心駅の改札を抜けると、いやでもその威容を目にすることができる。

「はー、でっかいですなー」

 一緒に来たUが、おのぼりチックな感嘆を漏らす。

「まさしく現代のオリュンポスよ……」

 もう一人の連れ、Yが無駄に壮大なことをつぶやく。
 ちなみに二人ともさいたまスーパーアリーナに来るのは初めてだという。
 俺は昨年、アニメロサマーライブに参加したので二回目である。

「あれ? アリーナの中にスポーツジムがあるよ」
「うむ……きっと皆、あそこでギリシャの神々のごとき肉体を身につけるのであろう」


 いい加減なことを話しつつけやき広場へと進む。
 まだ開演一時間前だが、ものすごい数の人で賑わっている。多くの人が「NANA MIZUKI」などと書かれたTシャツを着用しており、熱心なファンなのだということがうかがい知れる。

「さいたまスーパーアリーナって何人ぐらい入るの?」
「たしか二万人から三万人ぐらいは収容できたはずだ」
「すげえ!」
「つまりライブ中うかつなマネをすれば、即座に三万人からフクロということだ」
「マジですか」


 まだ時間もあるので、グッズの物販に行ってみようという話になる。

「ハハ、君たち。さいたまスーパーアリーナのことならなんでも聞いてくれたまえよ」

 スーパーアリーナ経験豊富な俺が、未経験者二人に威勢良く告げる。

「じゃあ水樹奈々グッズの物販コーナーに連れてっておくれ」
「お任せあれ」


 その後、俺たち三人は三十分ほどあてどもなくスーパーアリーナの周辺をさまよい、案内役を買ってでた俺はUとYの信頼を著しく損なうことになる。

 物販コーナーはけやき広場を挟んだアリーナの反対側のスペースにあった。無数のテントが張り巡らされたキャラバンの如き空間に、大勢の人たちが並んでいる。軽く百人はいそうだった。
 もっと早く並んでいれば……というか、通ぶったアホに従って無駄に時間を浪費しなければ……そんな悔いを残しつつグッズ購入を断念する我々。

「あと三十分で開演だけど、今並んでる人たちライブに間に合わないんじゃね?」
「まさに本末転倒だが……そういう世界もあるのだろう」


 もうすぐ開演なので、アリーナ内部へ入場することにした。

「今宵、三万人が一つになるというのかい……」

 誰に問いかけているのか、突然真顔で妙なことをつぶやくU。

「ああ、なるさ……俺なんかは一体化するあまりLCLになるかもしれぬ」

 やはり真顔で答えるY。

「ほんますごいお人や、水樹奈々はんは……まさに現代の歌姫(ディーヴァ)やで……」

 俺もおかしなテンションになっていたため、なぜかナニワ金融的な口調になっている。

 ゲートを通り、指定の扉へ向かう。
 扉のむこう、アリーナの内部を垣間見たYが「うおっ」と奇声を発した。
 俺も昨年そうだったが、アリーナ内部の圧倒的な巨大さ、その異空間っぽさが醸しだす雰囲気に、初めて訪れる者は圧倒される。そして例外なくへんな声を漏らす。

 俺たちの座席はアリーナ五階の最前列。
 ステージからは遠いが、アリーナ全体が見渡せる眺めのよい席だ。

「なんか、もう客席のあちこちで青く光ってるよ」
「皆、もはや待ちきれないのであろう。歌姫(ディーヴァ)の降臨を……」
「ねえねえ、こっちも対抗してサイリウム折っていいかな?」
「まだ早いよ! 彼らが使ってるのは電池式のライトだから」


 はしゃぐUをたしなめる俺。

「イノウエさん! なんかバルログの爪のようなものが……あっ、なんだあれ! あそこにライトセーバーみてーなの持ってる人いるよ!」

 とにかくまわりのものが面白いのだろう、UとYは発見したものをしきりに報告する。

「あっ、なんかあそこの集団が雄叫びをあげてる。イノウエさん、なにあれ?」
「あれは……神聖なる戦士の儀式……戦の叫び(ウォークライ)だね」


 よくわからないので、Uにいい加減なことを言う俺。

「あのアリーナ席を取り巻いている土手?みたいなものはなんなんだろ」
「あれは観客の暴動を防ぐための防波堤であろう。暴徒を分断して力を削ぐ効果がある」


 そんな俺以上にいい加減なことを言い始めるY。
(もちろん暴動を防ぐ壁などではなく、いわゆる花道のようなものであった)


 そうこうしているうちに、開演の時間となった。

 その間、三時間ほどの体験は……それはそれはすばらしいものであった。
 立て続けにアグレッシブな曲を歌ってまったく衰えることのない水樹奈々の圧倒的な歌声に酔いしれ、さまざまなコスチュームに身を包んだ水樹奈々の姿と演出に魅了されつづけた。
 個人的には、大好きでぜひライブで聴きたいと思っていた曲「DISCOTHEQUE」「POWER GATE」が歌われてたいへん感激した。

 アリーナは終始、熱狂の坩堝であった。
 盛り上がりすぎて手からすっぽ抜けたのであろう、五階席から誰かのサイリウムが流れ星のように落ちて行くのを何度か見かけた。下の人たちに当たって怪我がなければよかったのだが。

「さすがは水樹奈々様や……ほんまに三万人がひとつになりよったで……」

 アンコールが終わり、水樹奈々様がサイン入りのご当地グッズを客席に投げ入れ始めた。
 それらは手で放られたりバズーカ的なもので射出されたりしていたが、天上にも等しい遠さの五階席には間違いなく届かないため、俺たちは下界で繰り広げられる熾烈なグッズ争奪戦をほとんど神仏の視点で眺めていた。

「ああ、せっかくひとつになった皆の心が……あえて最後に不和の種を投げ入れるとは、水樹奈々様は罪なお方やで……」

 その後、今年の冬に東京ドーム二日間公演が行われる旨が発表され、三万人が一斉に万歳三唱。
 どこまで昇るのか、水樹奈々……。


 すでにアンコール後の曲も終わり、贈り物タイムも終わり、重大発表も終わった。
 一部のアリーナ客は、すでに席を立って帰ろうとしていたりもする。

 これで、もう宴も終わりか……。
 アリーナ全体がしんみりとそんなムードになってきたとき、水樹奈々様が観客席に向かってこうのたまった。

「終わりたくないよ~」

 沸き立つ観客。

「もっと、ずっと歌っていたいよ~!」

 さらに沸き立つ観客。
 そして彼女はいたずらっぽく笑って「歌っちゃおっか!」そう言い、バックで流れていたインスト曲に合わせ、本当にもう一曲歌い出したのだ。
 もちろん観客全員、大喜びである。

 もともとの予定にない完全なアドリブなのであろう。どこか曲の音響がおかしかったが、そんなことはおかまいなしに、再びアリーナに熱狂が戻る。
 そうして、本当に最後の最後まで、ライブは興奮に包まれたまま幕を閉じた。


 帰り際、俺の隣に座っていた男女二人組の観客に「お疲れさまでした!」と挨拶された。
 ライブの間ずっと俺といっしょにコールや声援を送っていたため、この二人とはなにか無言の絆のようなものが生まれていた。むしろ俺から声をかけようかなと思っていたのだが、どうやら彼らも同じ思いだったらしい。
 てっきりカップルなのだろうと思っていたのだが、なんと兄妹だという。
 そして俺たちと同じく水樹奈々様のライブ初体験であったという。
 なにやら親戚に水樹奈々様の縁者がいるとかで、そのツテで直筆のサインを持っているという。
 彼らはそんなようなことを嬉しそうにしゃべっていた。
 じゃ、もしご縁があったら東京ドームで会いましょう!みたいなことを話して気分良く俺たちは別れ、神々の住まう霊峰にも似たさいたまスーパーアリーナの地を後にした。

 ところでアリーナの入口には各界から寄せられた祝福の花輪が展示されている。
 帰りがけそれらを眺めていたところ、なぜか「ゆでたまご」先生から贈呈された花輪を見つけた。水樹奈々様とどういうつながりなのだろう……と三人して首をひねるが、答えは出なかった。



 観客の帰宅ラッシュで交通網が一時的に麻痺していたので、時間つぶしがてら近所の蕎麦屋で飯を食って帰った。
 お疲れのYは盛りそばと生ビール、腹減りの激しいUはカツ丼を頼んでいた。
 俺はヘルシー気取りでサラダそばを食い、帰宅して体重を測ると前日より2kg減っていた。

吉田戦車さんの「逃避めし」

2011/07/24

 twitterでひっそり吉田戦車さんをフォローしている。
 知り合いでもないのに「さん」付けなど馴れ馴れしいことこの上ないが、情報化もきわまった感のあるこのご時世、なにかの拍子にご本人がここを読むことがあるかもしれない。
 その際、うっかり呼び捨てで表記していていたらお気を悪くされるであろう……そんな配慮が「いやいや自意識過剰だろ」という思いを上回った結果としての「さん」付けである。


 で、氏の最近のツイートにより「逃避めし」なる書籍が発売されているらしいことを知り、さっそく本屋に走る。
 いったいどんな内容の本なのか想像もつかないが、「逃避」という後ろ暗い言葉と「めし」というぞんざいで男臭い言葉のハーモニーが、なんとも言えぬ情緒を醸し出している。

 さんざん探したあげく、紀伊國屋書店の普段まったく訪れることのない「料理」カテゴリの棚にあるのを見つけて購入。
 読了。
 おもしろい。



 一人暮らし時代から連綿とつづく、氏の「自分料理」の記録をつづるエッセイ。
 思っていた以上に本格的な料理から、お手軽料理、キワモノ料理まで、いい意味で節操なくバラエディに富んでいる。さりげなく吉田戦車さんの普段の生活風景やら素朴な思い出が織り交ぜられており、気がつけば氏のことを深く知り、うっかり好きになってしまう狡猾な構成である。

 料理の作り方が詳しく書いているものもあるが、たいていは材料だけ記され曖昧な調理過程しか書かれていないために「よし、この本にある料理を実際につくってみよう」的な本物の実用書としては使いづらいが、むしろそのいい加減さが心地良く、繰り返しになるけれどおもしろい。

 吉田戦車さんには「いい加減なおもしろさ」というものを教えてもらった。
 初めて読んだ氏の作品は「伝染るんです。」だったと思うが、同じ時期にファミ通で連載されていた「はまり道」というゲーム四コマ漫画が大好きで、今もときおり単行本を読み返す。この本にはイラスト入りエッセイ「ニューボンボン」も収録されており、こちらもとてつもなく好きだ。愛読書と言ってもよい。

 当時もうっすら思ったが、今読んでみてあらためて思うのは「なんといういい加減さなのだ」ということ。
 漫画に登場するマリオやルイージはえらく小汚い親父として暑苦しく描かれている上に、ほとんどの場面でなぜか半裸である。(きっと彼らの衣装を描くのが面倒だったのだろう……と勝手に思っている)
 そのほか、あからさまなうろおぼえや聞きかじり、あまつさえゲームタイトルからの連想だけで描いたような話が多数あり、なんというか、もう本当にいい加減である。

 誰にも負けないほどゲームに詳しいわけではない。
 一生かけて愛するほどゲームが好きなわけでもない。
 個人的な名作「やらずにすむゲームはないか」をはじめ、漫画の節々からそんな作者の姿勢がしみじみと伝わってくる。
 ちなみにこのセリフは、同じように三十路を超えた(いい加減な、それなりの)ゲーム好きであれば誰しも深く心に響くと思う。少年の時分は、この心境がまったく理解できなかったものだけれど。

 もしかしたらすべて計算づくで描いているのかもしれないが、吉田戦車さんの作品群から俺は一方的に「おもしろいものというものは、いい加減でテキトーでもオーケーなのだ」ということを学んだ。
 それを知るということはたぶん大事なことだ。
 一般的に重要じゃないこと、誰も顧みない隙間のような部分、生ぬるい場所、力の抜けたところ。そういうものの中に、実はわりと大事なものがあったりする。
 つらいこと、つまらないこと、腹立たしいこと、やりきれないことであっても、ちょっとした工夫でおもしろくなってしまうのだ。
 そういうことを勝手に教えてもらった、ような気がする。

 などといろいろ書いてみたものの、俺は吉田戦車さんの作品を全部読んでいるわけでもなく「逃避めし」にしても発売後に知ったほどのいい加減なファンぶりだが、たぶんそれでもいいのだ。

やまない痛風(かぜ)

2011/07/23

 金曜日。
 ユリノームとウラリット(痛風の薬)を服用しつづけて一ヶ月が経過し、再検査の結果を聞きに病院に行ってきた。

「Congratulation」

 ジャマイカンとおぼしきドレッドヘアの医師は、俺が診察室に入るなり言った。

「尿酸値ほか、すべての値が基準値以内に収まっている。だいぶ節制したようだな」

 医師は「尿・尿・尿酸値」「DA・DA・だいぶ」などと、一人ラップ……とでもいうのか、なぜか一部の語頭をリズミカルに繰り返すため聞き取りづらかったが、だいたいそんなような意味の言葉を並べた。
 これほど目に見えて値が改善されるのは、わりと珍しいという。
 また一ヶ月間このまま薬を飲みつづけるように、と新たに処方箋を渡された。


 翌日、土曜日。
 家からもっとも近くにある薬局に行く。
 受付のお姉さんに処方箋を差し出すと、渋い顔をされた。
 あいにくウラリットの在庫が一錠もないという。

 仕方がないので、前に薬を処方してもらった薬局に向かうことにする。薬の包みにファンシーなシールを貼ったり、やたら黒糖飴をくれるおばちゃんのいる、あの薬局だ。

 その薬局は外から見ると妙に薄暗くて若干入りづらい雰囲気があるためか、俺の他には誰もいない。
 横開きの戸を開けると「はーい、いま行きます~」と奥からおばちゃんの声。
 受付に現れるなり、おばちゃんは「はい」と、まるで名刺がわりのように黒糖飴を一粒差し出す。もはやさしたる疑問をもつことなく俺はそれを受け取る。

 おばちゃんが奥に戻って薬を用意している間、無人の待合スペースに腰をおろす。その最奥に座っているテディベアが、つぶらな瞳で俺を見つめている。

「ごめんなさいねえ」

 おばちゃんが受付カウンターにやってきて、ウラリットの在庫が三十錠ほど足りないことを告げた。
 じゃあ、残りはまた来週取りに来ます。
 俺がそう言うと、おばちゃんは「また元気に来れますように」と、もう一つ黒糖飴をくれた。

夏コミ新刊「GRR-ガルル-」完成

2011/07/14

 新刊できたー。
 randam_butter同人誌ブログを更新しました。


 しばらく書いてなかった減量関連。

【今日のステータス】
 95.4kg/26.7%

【今日のDM】
 今日の話ではないですが、二十数年ぶりに会った親戚のおじさんの第一声。

「もう少し運動したほうがいいんじゃない?」

 ごもっともすぎて絶句するしかありませんでした。

痛風(かぜ) 吹いてる

2011/07/04

 病院で再検査を受けた。
 俺から採取した血液および尿の検査結果を確認した整形外科の担当医がおもむろに立ち上がり、

  遠くへ
  遠くへ
  風 吹いてる――


 そう高らかなテノールで歌いはじめ、それは往年の格闘ゲームアニメ「ストリートファイターV」の主題歌であり、すなわち俺の風……いや痛風(かぜ)はまだ吹き続けていることを知る。

 尿酸を排出するための薬物の処方箋をもらう。
 院外処方とのことで、家の近所の薬局で薬をもらえるらしい。処方期限の日曜日になるまでぐずぐずしており、いざ薬局を探してみるとどこもかしこも閉まっている。
 薬局というのはたいてい日曜日はやっていないらしい。
 これまで病院に行ったり処方箋もらったりすることなどほとんどなかったので知らなかった。

 次で閉まっていたら諦めよう、諦めて尿酸を体内に蓄積して永久尿酸機関と化してやろうと思いつめながら、かれこれ十年も住んでいるのに一度も通ったことのない街路を歩いていくと、ひどくこじんまりとした半分民家のような薬局を見つけた。
 店のシャッターは閉まっていなかったので、がたがたと音を立てる戸を横にずらして、ごめんください、と声をかけると「はーい」と奥のほうからのんびりした声が聞こえた。
 出てきたのは声から想像した通りの人の良さそうなおばちゃんで「暑いわねえ、今年は一番暑いわよねえ」と何度も繰り返しつつ、なぜか黒糖の飴玉をひとつくれた。

 おばちゃんに処方箋を渡して、壁際に沿っている長椅子に座って待つ。まるで田舎のバスの待合所のようなとても狭い薬局で、俺一人しかいない。長椅子の反対側には大きなテディベアが置いてある。
 もらった飴玉を取り出して口に入れる。
 あの、なんとも言えない古臭い甘みが染み渡る。
 俺が座る椅子のすぐ目の前はレジカウンターになっていて、その棚状にへこんだ空間にはたくさんの絵本が並べられている。
 なにげなくそれを手に取り、開いて読みはじめたとたん「お待たせしました~」とおばちゃんが戻ってきた。

「本当に暑いわねー、ごめんなさいねクーラー切ってて。暑いでしょ」

 ユリノーム、ウラリット。
 それぞれ体内の尿酸の排出を促す薬と、酸性尿による尿結石を防ぐ薬、らしい。
 あいにくユリノームの在庫が切れてしまったらしく、また明日訪れることになった。

 そして、なぜか薬の包み紙に「けろけろけろっぴ」のシールを貼ってもらった。おばちゃんはにこにこしながら「これ、貼っておいたからね」などと言って薬をその包みの中に入れた。
 三十路過ぎの男に、マスコットキャラのシールて。
 何十年かぶりに子供扱いされたようで、どうにも気恥ずかしくなる。
 この歳のおばちゃんから見ると、俺のような年頃の男でも子供みたいなもんなのだろうか。

「暑いけど元気に明日も来れるように、はい」

 おばちゃんからまた黒糖の飴玉を手渡された。
 明日、残りのユリノームを受け取りにここへ来たら、やはり嬉々として飴玉を渡されるのだろうか、と考える。
 たぶん渡されるだろうなあ、と俺は思った。


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