ナウシカ、ラピュタ、もののけ、トトロ

2012/05/13

 この週末、帰宅するとテレビの金曜ロードショーで「風の谷のナウシカ」がやっていたので観ていました。
 ところで「金曜ロードSHOW!」という表記がしつこいほどに表示されていましたが、いつの間にやらそういう正式名称になったのでしょうか。このタイトルの半端な英語の混じり具合は、いにしえのクイズ番組「クイズ世界はSHOW by ショーバイ!!」を連想させ、司会の渡辺正行が「ミリオーン、スロット!」と叫ぶときの腰つきの妙な艶めかしさを思い出さざるを得ません。

 少し話が逸れましたが、風の谷のナウシカのことです。
 思えば俺は、俺たちは何度ナウシカを観てきたのでしょう。子供のころからテレビやビデオ、DVDなどで、ちょっと数えきれないぐらい観てきたような気がします。
 ナウシカの強さと勇気に心をときめかせていた少年も、今では王蟲の幼生体に向かってナウシカが発した「体液が出ちゃう!」という言葉になにかしら淫靡な響きを嗅ぎ取れるようなゲスい大人へと成長しました。

 ところでナウシカで俺が一番好きなシーンは、ユパ様がトルメキア兵で満載の飛行艇に秘密兵器よろしく投下されるシーンです。あの、腕を交差して足を広げ、敵兵の真上に降下していくシーン。
 そのあとのユパ様無双も好きですが、やはりあの落下の絵ヅラが一番好きです。
 最高ですよ。
 一歩タイミングを間違えればあの姿勢のまま地上まで自由落下しかねないというのに、当然のようにあの姿勢。
 憧れます。
 俺もあのポーズのまま自由落下したい。
 うまく着地できずに空からフリーフォールで一巻の終わりとなったとしても、まあ、それはそれで本望というもの。
 むしろ「親方! 空からやたらかっこいいポーズを取った中年が!」みたいな感じで別の物語が始まるような予感すらします。

 そういうわけで、なんとなく歴代ジブリ作品について思うことをつらっと書いてみたいと思います。
 順番とかはてきとうです。抜けも多々あります。


■天空の城ラピュタ
 これもナウシカと並んでこれまでいったい何度観たんだよというぐらい定番の作品ですね。
 子供の頃、ラピュタのジグソーパズルを買ったことがあります。後にも先にもジグソーパズルを買ったことなんでそれしかないので、なんだかんだでラピュタも大好きなのでしょう。
 ところで俺が一番好きなムスカの台詞は「バカどもにはちょうどいいめくらましだ」です。


■魔女の宅急便
 これはそんなに観ていない気がします。
 高山みなみの声で存分に萌えることのできる、今となってはある意味で貴重な作品です。
 主題歌を歌うユーミン(Yuming)を「ユーミング」と自信満々に発音していたことも、今となってはいい思い出です。


■耳をすませば
 異性にモテるためにはバイオリンを作れなければだめなのだ、という深刻な悩みを当時の俺にもたらしました。
 今は、おそらくバイオリンを作れようが作れまいが関係なくだめだろう、という結論に至っています。
 あと「雫(しずく)」という言葉を聞くと、この作品の主人公よりも先に、往年のLeafのEROゲーを想起してしまうあたりもだめだと思っています。


■紅の豚
 青年時代のポルコの声優がさりげなく古本新之輔であるということを、我々はもっと意識していくべきだと思います。「ちゃぱらすかWOO!」という語句の尋常ではない軽薄さも。


■となりのトトロ
 昔、テレビで何度目かのトトロを観ていて涙が溢れ出てきたことがありましてね。
 サツキとメイちゃんが再開したとかそういう感動的な場面ではなく、サツキ・メイ姉妹がトトロの柔らかそうな腹の上で飛び跳ねて遊ぶシーンで。
 なぜだろう。
 今に至るも謎の涙なのですが、たぶん柔らかな腹に憧れていたのかもしれません。
 精神鑑定とかしたら「腹上死を望む傾向がある」みたいな結果が出そうで怖いなあ、と当時は思っていましたが「安心しろ。心配せずともお前の死因は、腹上死だけは絶対にありえないよ」と昔の自分に言ってやりたいです。そしてスポーツ年鑑をそっと手渡してやりたいです。


■千と千尋の神隠し
 テレビで一回だけ観ましたが、ものの見事に内容を忘れている作品です。
 なんか……神隠しにあって……風呂屋みたいなところで働いて……少年が龍の化身で……みたいな話でした。


■火垂るの墓
  子供だった俺をとてつもなく陰鬱な気分にしてくれたこの作品も、観るたびに(嫌な)発見があって嫌いではないです。
 個人的に一番嫌なシーンは、引き取られた親戚の家で食事中、そこのおばさんが兄妹に食事をよそうときに具を減らしているところ。あのおばさんをサイコガンで撃ち殺してくれるコブラの動画を誰か作ってくれんものか。


■もののけ姫
 ゲイボーイを殴って捕まったという米良美一のものまねをする「もののけ芸人」を大量に生み出してしまった罪は大きいですが、個人的にはいろいろ好きな作品です。
 一番好きなシーンはタタラ場(製鉄所)で女たちが威勢よく働いているところ。
 あの女の人たち、なんかERO可愛いじゃないですか……。
 土下座したら、たぶんふいごの代わりに踏んでくれると思います。鉄は熱いうちに打てと言いますし……。


■猫の恩返し
 助けたメス猫が「恩返しに来ましたニャン☆」と俺の下宿に押しかけてくるという波乱万丈かつ奇想天外なストーリーを夢想していたところ、見事に裏切られた作品。


■ハウルの動く城
 実は観ていません。
 これについて俺が知っていることといえば、ハウルなる人物の声がスマップのかっこいい人……ああそうだキムタクさんがやってらっしゃること、ヒロインがお婆さんというマニアックな嗜好の作品であること、そして城が動くらしい……というこの3点のみです。


■ゲド戦記
 これも未視聴。
 たぶんゲドが戦うのでしょう。
 がんばってもらいたいものです。


■借りぐらしのアリエッティ
 この前の金ローで放映してた際に録画したものの、まだ観てません。
 内容としてはおそらく「女の子版どっきりマイクローン」であろう、という個人的予測を立てていますが、はてさて真実はいかに。


■崖の上のポニョ
 これもまだ観ていないです。一時期はポニョを観ておらぬ者は人にあらず的な弾圧を受けるほどに日本中を席巻したものですが、うっかり観ないまま時を過ごしてしまいました。
 なにやら傑作だとか、キモいだとか、映画館で子供が静まり返っただとか、そういう噂話だけは聞くのですが……。
 今年は最低限、これだけは観ようと思います。



 なんだかんだで俺、ジブリ好きですな。
 観てないやつも相当あるんで熱心なファンというわけではないですけれども、今後とも積極的にジブっていきたい。金曜ロードショーで観るばかりでなく、たまには映画館でジブりたいと思います。

ゴールデンコスモ貴族

2012/05/05

 ゴールデンウィークじゃないですか。
 例年のように「今年も何者にもなれねえ、なれやしねえ!」とひたすら絶叫しながら尿を漏らすだけの週間であるわけで、すなわちそれが俺にとっての黄金週間……もっと言えば黄金水週間ということです。
 わかったか。

 俺はわかりたくないです。
 認めたくないです、こんな現実……。

 そうやって世界から目をそらしている間に、映画けいおん! のDVDとかブルーレイが発売されるじゃあないですか。
 ところで「けいおん」という言葉を聞くたびに、

  

ケイ・ウォン Kei - Wong(1938-1972)



 という感じの架空の女優を思い浮かべます。
 そしてその波乱に満ちた生涯のことを思い、言いしれぬスペクタクルに浸ります。
 浸りながら若干落ち込みます。
 畜生、裸一貫から花形女優にのし上がったケイに比べて俺は……俺ってやつは……。

 つまり、それぐらい「けいおん!」が好きなので、おもむろに購入していこうと思います。
 ああ……ほしいっ……! なにはなくとも翼がほしいっ……!!(カイジ風に)

 あと、つい先日デジタルメモ「ポメラ」を購入しました。
 それも、そんじょそこらの通常のポメラではなく、シャア・アズナブルモデルを……。

冗談ではない
 いや、冗談ではなく。

 購入に至るまでの経緯はこちらのまとめを参照。

 あと、ガンダムポメラの中でもっとも重く厚い(むしろ熱い)ランバ・ラルモデルを購入した勇者、田中天氏のレビューも参照のこと。

 いやー、実はこの文章もポメラで書いているのですが、すばらしいものですよこれは。
 コンパクトで使う場所を選びませんし、真っ赤でものすごく目立つ上に「あっ、この人すっごいシャア好きなんだ」と一発で周囲に知らしめることができます。狙い定める俺がターゲットです。

 難を言えば、作家業でもない俺はポメラをどう活用すべきかという問題があるぐらいです。
 いやー、マジでどうやって使おうこれ。
 ふつうに家にいる限りはほとんど使うシーンがありませんね。
 今も、PCの隣でわざわざポメラを並べて使い、テキストファイルを転送してブログを更新するという無意味な手間をかけています。せめて出先の喫茶店とかで書けばかっこいいのですが、真っ赤なシャアポメを広げるのは勇気がいります。その前に喫茶店とかに気軽に入れない人間であり、本当にどうして買ったんだろう。

 勢いって恐ろしいですね。
 しかし後悔はしていません。なんたって停止のたびにシャアの名台詞が表示されるという愉快仕様。使えば使うほどにシャアの台詞をおぼえてしまうという副作用がついてきます。
 あと、ガンダム辞書が登録されています。たとえば「ジオン」と打つだけで自動的に「ジオン・ズム・ダイクン」が変換候補に表示されます。すげえ!
 「ガンダム」と打つと「RX-78」とか変換できます。すげえ! うぜえ!
 これで思うさまガンダム用語を変換していきたいと思います。

 あと「ポメラ」って打とうとしたら「歩目ら」とか表示されました。
 ガンダム用語登録する前に、もっと大事なことがあるだろう、ポメラ……。
 そんなガンダムポメラをこれからも活用していきたいと思います。なにかに。

 いや、笑い混じりで書きましたが、これはほんとにいいものだと思います。評判通りキーボードはすげえ使いやすい。画面も見やすい。
 まあ上位機種はまた違うのでしょうが、そんなに本格的に使う訳でもないので機能的には不満や問題はなさそうです。
 ガンダムポメラは一番古い機種のDM10相当かと思いきや、正しくはDM11というタイプで、微妙に機能が増えているのでした。専用ケース及びシャアやラルの警句が刻まれているのになぜか軒並み80%オフであり、これは買うしかありませんぜ。

 なによりも、使うだけでなぜか妙にテンションがあがります。これが専用機の力なのかァー?

 今後、ガンダムポメラが再評価され、いつかカロッゾ・ロナのモデルが発売されることを祈ります。
 そしてコスモ貴族主義を唱え、サイト名も「ランダム・コスモバビロン・ヘキサ」に変更します。更新内容はコスモ貴族の生きざま、すなわち日々の食生活やら仕事の愚痴やらを書きつづります。
 あとゲームとかアニメの話。
 あまつさえゴールデンウィークになるたびに「黄金週間っつうか黄金水週間っていうか」などという、読んだ人が判断に困るようなことを延々と書いていきたいと思います。
 それがコスモ貴族のやり方。


RECENT ENTRY