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最近のゲーム

2007/03/26

 俺の人生は基本的に「けだるさ」で満ちています。
 それはそれは、もう、圧倒的なまでのけだるさですよ。
 ノーベル賞もののけだるさ、といっても過言ではないぐらいです。ノーベル賞すなわちダイナマイト級ってことですよ。"ダイナマイト"などという躍動的な語感にだまされそうになるかもしれませんが、あくまでけだるさの程度を表わしているだけなので注意してください。

 そんな致命的けだるさから俺を救ってくれるのが、ゲームですよ。それもことごとく国外のゲーム、いわゆる洋ゲーです。
 えらくまわりくどい導入で申し訳ありませんが、要するに最近おもしろかった洋ゲーを紹介したいと思います。つっても有名どころばかりですが。


■GEARS OF WAR(XBOX360)
 これまでに何回か書いてますが、本当におもしろいゲームです。
 特にアサルトライフルにチェーンソーが付いてるという、絶対にアメリカ人しか考え付かないような頭の悪い武器が最高に熱いです。
 しかし、GoW特典のメイキングを見ると、このチェーンソーに関してはいろいろとたいへんだったみたいです。
 チェーンソーを人に使用すると、人はバラバラになります。そして大量に血が出ます。
 言うまでもなく残虐な映像です。
 それをゲームの中でリアルに表現することに対し、世界に名だたる健康優良不良企業であるところのマイクロソフトさんは当然のことながら難色を示します。
マイクロソフトの女

「やっぱりチェーンソーはカットしたいの」

 マイクロソフトの女社員による、アメリカ人らしいおおげさな手振りを交えた突然の宣告。開発元エピックゲームズの関係者たちに衝撃が走ります。
 世界最大規模のゲームショウ「E3」がすぐそこまで迫ってきています。それまでに社運を賭けたこのゲームのデモを完成させなければならないというのに……。

 急遽、エピック内部にて緊急ミーティングが開かれました。
チェーンソーミーティング

 もちろんただのミーティングじゃありません。
 チェーンソーミーティングです。
 チェーンソーミーティングとはいったい何か?

大真面目です

「今日はチェーンソーが本当に必要か決めたいと思う」

 チェーンソーミーティングとは、もちろんチェーンソーの必要性に関して大真面目に熱く語り合うミーティングです。
 ところでゲーム会社の人たちって、毎回こんな素敵な議題で真剣に会議してるんでしょうか。ちょっとうらやましいんですけど。

男なら一度ぐらい断言したい

「チェーンソーこそがこのゲームの要だからだ」

 すごいことを言い切りました。

無駄にいい表情

「だからチェーンソー付きの銃は外せない」

 なんと男らしい言葉、そして侠気あふれる表情なのか。
 そしてエピックの人たちはどれだけチェーンソーが好きなのか。
 その後の経緯は正直よくわかりませんが、とにもかくにも彼らの熱意(というか妄執)により、チェーンソー付きライフルは無事ゲームに登場し、E3での発表を大成功のうちに終わらせます。

 世界のビル・ゲイツもご満悦です。
ゲイツさんもニッコリ

「チェーンソーがいいね」

 こうしてゲーム史に残る傑作(たぶん)「GEARS OF WAR」が生み出されたのでした。発売されるやいなや圧倒的な売れ行きを見せ、全世界の廃人率を今もなお上げ続けています。


■シヴィライゼーション4(PCゲーム)
 人から借りたまま何年も放置してたんですが、やってみるとやたらおもしろくて危うく廃人になりかけました。
 このゲームはストラテジーってヤツですね。シド・マイヤーというシミュレーションゲームの神様的な人が製作した世界的に有名なシリーズです。
 プレイヤーは一つの文明及び指導者を選択して紀元前からゲーム開始。都市を建造し、他文明と交易あるいは戦争し、いろんな科学技術を研究し、ピラミッドなどの文化遺産を建造したりして、自分だけの偉大なる文明を築き上げるのが目的です。
 具体的なゲームの勝利条件は以下のようなものです。

 ・ほとんどの地域を制圧(軍事的勝利)
 ・他の文明を全て滅ぼす(征服的勝利)
 ・国連総長に選出される(平和的勝利)
 ・都市の文化ポイントが一定数を超える(文化的勝利)
 ・宇宙船を建造しアルファケンタウリへと旅立つ(宇宙的勝利)

 最後の勝利条件だけが圧倒的にキレてて素敵過ぎる。おそらくこの浪漫あふれる勝利条件こそが、世界中のゲームファンを魅了してやまないのだと思います。俺も脱出してえなあ……アルファケンタウリに……。
 しかしアルファケンタウリて……。
 なぜ「外宇宙」とか曖昧な表現じゃなく、そんなにも目的地が具体的なのだろう。ていうかシド・マイヤーはそのものズバリ「アルファケンタウリ」というゲームをつくってますし。
 いったいどれだけアルファケンタウリが好きなのだシド・マイヤー。

 ともあれ、勝利条件が一つではないので、十人十色いろんな遊び方ができ、毎回変わる地形でさまざまな展開が楽しめるので、ほぼ半永久的に楽しめる恐るべきゲームです。
 石器時代でのんびり土地を耕してたら、クレオパトラが騎兵隊を率いて雲霞の如く攻め寄せてきたり、鉄甲艦に乗った毛沢東がものすごい勢いで都市を砲撃してきたり、ガンジーに核兵器を撃ち込まれてみたりと、毎回たいへんなことになります。というか、これだけ戦闘的なガンジーはおそらくシヴィライゼーションでしかお目にかかれません。楽しい。楽しすぎる。思わず会社を辞めて没頭したくなるほどの楽しさです。
 今から始める人は、とりあえずCiv3の全部入りを遊べば良いかと。



■God of War 2(PS2)
 とりあえずこのムービーを見て、もう悠長に日本語版なんか待ってる場合じゃないと。今すぐ北米版PS2とソフトを注文すべきかどうか本気で迷っています。
 神になってもホンマにアニマルやでぇ……クレイトスはんは……。



 あとは最近ハマってる海外ボードゲームのこととか書きたかったんですが、また次回に。
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コメント

  1. パパ | URL | -

    やはり、チェーンソウか。
    俺もチェーンソウを信じて生きてきた甲斐があったよ、イノウエサン!

  2. イノウエ | URL | -

    おお、やっぱりそうなんすね!
    そういう一見しょーもない会議から、夢と希望がクリエイトされるんですなあ。たぶん。

  3. OKUBO | URL | -

    さすがにチェーンソー付きの銃には勝てませんが以前働いていた会社では「ポリゴンキャラのオッパイに乳揺れ制御用のボーン(キャラのアニメーションの軸になる骨みたいなもの)を何本入れるか」とか「泥レスマッチにおいてリアルに泥が女子レスラーの体にまとわりつくか」などにおいてプログラマーとグラフィッカーが夜を徹してミーティングを行っていましたよ。ゲーム会社は大なり小なりこういうことをやっていると思います。

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