夢を見たんだ

2007/05/11

 最近、仕事の疲れがたまっているせいか、夜な夜な、日曜朝のTVゲーム王国的な番組に出てバーチャル飛竜の拳で対戦させられる夢を見る。(勝つと望遠鏡とかがもらえる)

 ところでファミコン「飛竜の拳」の必殺技はどう控えめに見ても蹴り技であることに今しがた気付いた。二十数年以上にわたって、カルチャーブレーン(文化脳)に欺かれていたような気分になる。
 だが、許してやろうと思う。理由はない。カルブレに対しては、誰もが皆、理由なき優しさを抱くものだ。
 しかし三十路前に気付けてよかった。本当によかったと、心から思う。

 そんなことを考つつ12時間以上に渡る勤務を終えて1時間半かかる帰路につきながら、電車の中で俺のすぐ脇にいた4人組グループをずっと観察していた。
 野郎1、ギャル3というハーレム的な状況で、ギャルに囲まれた男のトークが冴え渡り、それはそれは、忌々しいほどに楽しそうだ。学生か、新入社員同士の飲み会帰りだろうか。
 しかしよくよく会話を聞いてみると、東京の気候はわりとアレだねとか何々県の天気はコレなんだよだとか、心の底から毒にも薬にもならない話題で、どうしてここまで楽しく盛り上がれるのか。
 いろいろ考えた結果、たぶん女性はプロの人たちで、男はおそらくお金を払ってハーレム気分を堪能させてもらっているのだろう、という結論に落ち着く。
 まぁそれはともかく、若い頃からあんなにもギャルに囲まれてモテ気分を味わっていたら、たいへんなことになるんじゃないのだろうか。
 性欲とか、すごいことになるんじゃないのか。具体的には新たにもう一本陰茎が新しく生えて来たりするんじゃねえの?
 いや、むしろ今、モリモリと生えてきてるんだろう?
 そして究極的には二股の槍的な……いや、あるいは三叉槍(トライデント)的な状態になっていくのだろう。

「すごいな」

 気が付けばうっかり口に出して言ってしまっていたらしい。ハーレムグループ4人は皆、会話を止めて「え? 何が?」風味の怪訝な表情を俺に向けた。
 しまった。
 とんだ失態。
 むしろ翔んでる失態だ。
 窮した俺は、苦し紛れにつぶやいた。

「いや……すごいよね、バーチャル飛竜の拳」
「ああー」

 なぜか皆一様に納得し、その場は収まった。
 その後彼らはまた、先輩の酒癖の悪さとだとか、そういった本当にどうでもいいとしかいいようのない話題で終着駅までひたすら盛り上がり続けていた。
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コメント

  1. ダル | URL | -

    いや、ひょっとすると十文字槍になるのかもしれない。宝蔵院もびっくりだ。キィイ~ヤァ~~!!!!
    ところで飛竜の拳における拳(パンチ)のメリットってなんか思い付きます? 投げられるリスクがあるだけのような気がするんですよ。

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