ウィズアウト360
ここんところPlay-Asiaで立て続けにXBOX360の洋ゲーを買ってました。
ここで言う洋ゲーとは、ことごとく右トリガーを引くと銃弾が出る類のゲームです。
The Darknessというのをがんばって遊んでて、ようやっとクリアしました。
謎の怪物「Darkness」にとり付かれた殺し屋ジャッキー(21歳)が二丁拳銃とかショットガンとか触手で大暴れするゆかいなFPSです。
マフィアとかファミリーとか裏切りとか復讐とか、全体的に暗くて重い話なんですが、主人公のジャッキーが非常に間違った感じのロンゲであり、21歳という年齢設定が信じられないほどに老成した風貌。恋愛に疲れ果てた江口洋介と、性欲を失った松崎しげるを足して割ったような男です。
あまつさえ地下鉄とかに入るとデータ読み込みの合間に、
「地下鉄……そう俺は地下鉄が好きだ……焼けたモーターの匂い、人の匂い、そして小便の匂い……」
などとまったく意味のわからないモノローグを入れてきたり、喋ることがないと拳銃を意味ありげに構えたり、意味ありげに中空に放り投げたり、かっこよくキャッチするのかと思いきやそのまま地面に落としたりと、無駄にバリエーションが多くて腹立たしい演出がウザいので全てが許せました。
ジャッキーさんはもう少し口数が少なくして落ち着きを持ったほうが良いと思う。
Darknessのパワーで、銃器以外にも触手やブラックホールを出せたりと、やりたい放題できる異色のFPS。
倒した敵の心臓をえぐってDarknessに食べさせるとレベルアップします。女だろうとお構いなしにムシャムシャ食べます。
そんなわけで、おそらく日本での発売はアウトですよね。
重苦しく波乱に満ちたストーリーもなかなかに良かったんですが、合間合間に息抜き感覚で請け負えるサブクエストも味わい深い。
まぁジャッキーさんは殺し屋なんで、たいていは「あのストリートにいるギャングを殺っておくれよ」チックな鉄砲玉作業の依頼ばかりなんですが。
しかし、ちょっと変わったものになると、チンピラに奪われたハーモニカを取り返すだとか、地下鉄の線路の下に落ちた夫のブレスレットを拾ってくださいだとか、きちがい婆さんが地下鉄の線路上に投げたコインを拾い集めろとか(グズグズしてると電車に轢かれる)、とても心温まるクエストもふんだんに楽しめました。
ジャッキーさんはもう少し仕事を選んだほうが良いと思う。
仕事の報酬としてなぜか電話番号が書かれたメモがもらえるんですが、何の躊躇もなく知らない番号へ電話をかけまくるジャッキーさん。(※隠しコンテンツがアンロックされる)
いやー、かけたかけた。
おそらくゲーム中、通算200件ぐらいはイタ電かけてますジャッキーさん。
……ジャッキーさんはマジでもう少し落ち着いた生活を営んだほうが良いと思う。
触手とかブラックホールとか出してる場合じゃないと思う。
そして今「BIOSHOCK」やってますが。
英語がわからんことを差し引いても異常に楽しい。
バイオハザード感覚で弾薬が貴重なので、常に嫌な緊張感があります。
薄暗くて気持ち悪い海底都市の中には、基本的にきちがいしかいません。
しかし、主人公は謎のクスリを投与することで超能力学園Zよろしく多彩な超能力を使用可能。
とんだパンチラウォーズの始まりです。
通常のきちがいさん程度なら電気で痺れさせてレンチでメコれば良いんですが、ときおり現れる中ボス格の「ビッグダディ」が強え。強すぎる。
なんか手に巨大なドリル付いてて、急速にダッシュ攻撃とかしてくるし。なんてダディだちくしょう。
あれ実は新手のアーマードトルーパーなんじゃねえのか。
キリコとかが中に入って操縦してんじゃねえのか。
それぐらい強い。
速くて固い。そして痛いぜ。
で、脳裏に響く銀河万丈のナレーションをバックにしながら「炎のさだめ」を絶唱しつつ虎の子の電撃弾をありったけブチ込んで倒すと、ダディが守っていた「リトルシスター」という少女型のクリーチャーからエネルギーを奪い取れるという非道のシステム。 水とか食料を奪うのが三度の飯より大好きという世紀末蛮族世代にはたまらない仕様です。
(いや、助けることもできますが)
あー、なんかDEADRISINGとかGears of Warとか、それに並ぶ名作っぽいですぜコイツはよー。
こんな化物ゲームが立て続けに出るXBOX360はもう遊び手泣かせというか。遊びきる時間ねえですよ。
あとは日本語版が出てくれりゃあなあ。
IMPRESSのBIOSHOCKレビュー
BIOSHOCK海外レビュー
ここで言う洋ゲーとは、ことごとく右トリガーを引くと銃弾が出る類のゲームです。
The Darknessというのをがんばって遊んでて、ようやっとクリアしました。
謎の怪物「Darkness」にとり付かれた殺し屋ジャッキー(21歳)が二丁拳銃とかショットガンとか触手で大暴れするゆかいなFPSです。
マフィアとかファミリーとか裏切りとか復讐とか、全体的に暗くて重い話なんですが、主人公のジャッキーが非常に間違った感じのロンゲであり、21歳という年齢設定が信じられないほどに老成した風貌。恋愛に疲れ果てた江口洋介と、性欲を失った松崎しげるを足して割ったような男です。
あまつさえ地下鉄とかに入るとデータ読み込みの合間に、
「地下鉄……そう俺は地下鉄が好きだ……焼けたモーターの匂い、人の匂い、そして小便の匂い……」
などとまったく意味のわからないモノローグを入れてきたり、喋ることがないと拳銃を意味ありげに構えたり、意味ありげに中空に放り投げたり、かっこよくキャッチするのかと思いきやそのまま地面に落としたりと、無駄にバリエーションが多くて腹立たしい演出がウザいので全てが許せました。
ジャッキーさんはもう少し口数が少なくして落ち着きを持ったほうが良いと思う。
Darknessのパワーで、銃器以外にも触手やブラックホールを出せたりと、やりたい放題できる異色のFPS。
倒した敵の心臓をえぐってDarknessに食べさせるとレベルアップします。女だろうとお構いなしにムシャムシャ食べます。
そんなわけで、おそらく日本での発売はアウトですよね。
重苦しく波乱に満ちたストーリーもなかなかに良かったんですが、合間合間に息抜き感覚で請け負えるサブクエストも味わい深い。
まぁジャッキーさんは殺し屋なんで、たいていは「あのストリートにいるギャングを殺っておくれよ」チックな鉄砲玉作業の依頼ばかりなんですが。
しかし、ちょっと変わったものになると、チンピラに奪われたハーモニカを取り返すだとか、地下鉄の線路の下に落ちた夫のブレスレットを拾ってくださいだとか、きちがい婆さんが地下鉄の線路上に投げたコインを拾い集めろとか(グズグズしてると電車に轢かれる)、とても心温まるクエストもふんだんに楽しめました。
ジャッキーさんはもう少し仕事を選んだほうが良いと思う。
仕事の報酬としてなぜか電話番号が書かれたメモがもらえるんですが、何の躊躇もなく知らない番号へ電話をかけまくるジャッキーさん。(※隠しコンテンツがアンロックされる)
いやー、かけたかけた。
おそらくゲーム中、通算200件ぐらいはイタ電かけてますジャッキーさん。
……ジャッキーさんはマジでもう少し落ち着いた生活を営んだほうが良いと思う。
触手とかブラックホールとか出してる場合じゃないと思う。
そして今「BIOSHOCK」やってますが。
英語がわからんことを差し引いても異常に楽しい。
バイオハザード感覚で弾薬が貴重なので、常に嫌な緊張感があります。
薄暗くて気持ち悪い海底都市の中には、基本的にきちがいしかいません。
しかし、主人公は謎のクスリを投与することで超能力学園Zよろしく多彩な超能力を使用可能。
とんだパンチラウォーズの始まりです。
通常のきちがいさん程度なら電気で痺れさせてレンチでメコれば良いんですが、ときおり現れる中ボス格の「ビッグダディ」が強え。強すぎる。
なんか手に巨大なドリル付いてて、急速にダッシュ攻撃とかしてくるし。なんてダディだちくしょう。
あれ実は新手のアーマードトルーパーなんじゃねえのか。
キリコとかが中に入って操縦してんじゃねえのか。
それぐらい強い。
速くて固い。そして痛いぜ。
で、脳裏に響く銀河万丈のナレーションをバックにしながら「炎のさだめ」を絶唱しつつ虎の子の電撃弾をありったけブチ込んで倒すと、ダディが守っていた「リトルシスター」という少女型のクリーチャーからエネルギーを奪い取れるという非道のシステム。 水とか食料を奪うのが三度の飯より大好きという世紀末蛮族世代にはたまらない仕様です。
(いや、助けることもできますが)
あー、なんかDEADRISINGとかGears of Warとか、それに並ぶ名作っぽいですぜコイツはよー。
こんな化物ゲームが立て続けに出るXBOX360はもう遊び手泣かせというか。遊びきる時間ねえですよ。
あとは日本語版が出てくれりゃあなあ。
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