流行にのりたい

2008/01/29

 最近、世間で流行っているドラマなどを人並みに視聴しよう、そして世の中を如才なく渡っていこう、などと例によって浅慮もはなはだしい理由から海外ドラマ「24(TwentyFour)」シーズン1などを観ています。
 いま、やっと半分ぐらい。
 事件は深夜零時から始まって、もうすぐお昼ごろに。

 このドラマ……なんというか、眼からうろこが落ちました。
 対テロ捜査官のジャック・バウアーさんが24時間リアルタイムぶっ続けで右往左往する話なんですが、なにせリアルタイムで事件が進行するので、ジャックさんとその仲間たちの忙しさが半端じゃないです。
 何かあると出先からオフィスに電話しては、

「この死体の身元を調べろ。5分で」
「このディスクの暗号を調べろ。3分で」
「この駐車場の開錠番号を調べろ。30秒で」


 などと無茶なことばかりを言うジャック・バウアー捜査官。
 分刻みで事件が進行するので、誰もかれもがめまぐるしい忙しさです。
 俺は最近、忙しい忙しいとぼやいてばかりでしたが、さすがにジャックさんほどじゃありません。
 ジャックさんに比べたら俺など暇も同然。時が止まっているも同然です。

 なにせジャックさん、わずか数時間のあいだに、あらぬ嫌疑をかけられて警察から追われる身となりつつ、さらに妻と娘をテロリストに誘拐され、脅迫を受けて大統領候補暗殺の片棒を担がされるという、ちょっと信じがたいような八方ふさがりの状況に身を置いているのですが、それでも匙を投げずに奔走する姿は涙無しには見られません。

 警察の追跡から逃れるため車の底にうつ伏せで潜みながらも、誘拐された妻と娘に携帯電話で「いいかお前たち。すぐに助けに行く。がんばるんだぞ」と言い放つジャックさんがあまりに男前過ぎて目がつぶれるかと思いました。
 ポリスから逃げながらーッ
 泥まみれになって車の下にプローン体勢で隠れながらーッ
 君はーッ、携帯電話で妻子を勇気付けられるかーッていう話ですよ!

 俺だったら無理です。
 すごい勢いで屈します。テロリズムに。いや、テロルに。
 おそらく10分ぐらいでプローン体勢に移行します。プローンに。


 いやーでも、正直これはおもしろい。
 全世界で人気があるのもうなずけます。
 一話完結じゃなく、実にいやらしい感じで続きを引っ張るので、続きを見る気力がわきます。
 あと、数分ごとに思わぬ誰かが裏切ったり、意外な事実が判明したりするので、どんでん返し好きの身としてはたまらぬものがあります。
 というか、このドラマ裏切り者が多すぎです。
 裏切りの宝庫。まさに裏切り王国。あるいは裏切り者の楽園です。
 誰かを裏切るたびに10セントもらえる国なんじゃないかってぐらい、みんなして裏切ってます。


 話変わりますが、ちょっと旬を過ぎた話題作「コードギアス 反逆のルルーシュ」をいまさら視聴。
 うおう、これもおもしれえ。きちんと観ておけばよかった。

 誰にでも一度だけ命令できるという能力(ギアス)を手に入れたルルーシュさんがコスモ貴族に成り上がるさまを描いた青春サクセスストーリーなんですが、とりあえずコスモ貴族は少し言い過ぎました。

 あと、とりあえずギアスの能力を得たのが野望の少年ルルーシュさんでよかった。
 もしも思春期の、常に(性的に)悶々としたさえない男子校生あたりがこんなドリーム能力を得てしまったら、世の中はとんだソドムになってしまうところでした。

「パンツを見せろ、今すぐにだ!」

 とか言い出しますからね。好きなクラスの娘に。マントをひるがえしながら。
 短慮もいいところです。

 これが、もしも俺だったら、

「一日一回、パンツを見せ続けろ! 日替わりでだ!」

 と命じます。
 ギアスの効果が何日にも及ぶことを把握していなければ到底考え付かない、非常に高度な命令方法です。
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