2008.04.27(Sun)
図書館戦争の件
最近読んだ本が「老人と宇宙」「老人と犬」「老ヴォールの惑星」と、奇しくも”老”の小説ばかりでした。
どれも非常におもしろかったです。
これはたぶん老人ブームがくるにちがいありません。老人ZとかサイボーグGちゃんに続く、第二次老人ブームが。
やべえ俺もはやく老人になりてえ。
そして宇宙戦士になってエイリアンと戦ったり粗暴な若者に復讐したりしてえよう。
アニメ「図書館戦争」の話。
最初、クオリティ高いなーと思って観ておりましたが、だんだんと違和感。
基本的に登場人物みんなが個性的で生き生きしており、すごくよいアニメと思うんですが、なんか、どうなんだろうという点がいくつか。
おそらくみんな感じているであろう微妙な違和感の正体というか疑念あるいは不満の理由を、キモくくどくどと考えてみました。
■この人たち、なんで戦ってんの?
メディアなんたら法が制定され〜という小難しい世界設定が冒頭から始まり、すっかり俺のようなノンポリ坊やは話についていけないわけなんですが、うろおぼえでこの世界の設定を書くと、
●有害な本(メディア全般?)を制限することができる法律が成立した架空の日本が舞台。
この法律を根拠にして成立した、なんか特高みたいな人たちが検閲行為を強行。具体的には、町の本屋に踏み入って大人気なく子供から絵本を取り上げたりしている。
●これに対抗するため、図書館が私兵を持ち軍備を増強している。
そして前述の特高もどきと、日夜、本をめぐって果てしない抗争を繰り広げている。
(主人公たちはこの陣営)
……だと思われます。
正直、互いに命がけでドンパチしてる意味がよくわからないっていうか。原作小説を読んでるとまた違うのかもしれませんが。
なぜ同じ国の組織同士でこんな泥沼の抗争をやらせておくのかは不明です。
ていうか、たかが本だろ? もっと仲良くしなさいよ。
みんなでERO本を回し読みしたあの少年時代を思い出しておくれよ!
あと、この人たちって両方とも公務員みたいなもん?
だとしたら、税金払ってる人々はもっと怒ったほうがよいと思います。もしも俺がこの世界の住民(納税者)だったら、両陣営とも角材で頭とかむこうずねを殴ってまわってます。
■図書館特殊部隊?
主人公の娘は見習い図書館隊員でしたが、ひょんなことから図書館のエリート特殊部隊(ライブラリー・タスクフォース)に編入することとなるのでした。
この特殊部隊、なんでも実戦経験は自衛隊をしのぐほどらしいです。暗に自衛隊より強いぜ!って言ってる感じ。そもそも自衛隊の実戦経験がどれだけのものかは謎ですが。
そして、彼らは特殊部隊の訓練と同時に通常の図書館業務もこなしています。
アニメの二話目で、主人公が「書架の番号がおぼえられな〜い!」などと奮闘する場面がありました。
そこでまた総ツッコミですよ。
図書館の業務やりながら片手間で訓練してるような連中が自衛隊より強いってどういうことだよ!と自衛隊の皆さんからは怒られ、そして同じような理由で図書館職員からも怒りの声があがるかと。図書館の仕事なめんじゃねえと。
あと、肝心の「特殊部隊」の部分がね……。
深夜アニメ観てる連中なんて、基本的に四六時中ゲームとかでMP5とかM16を嬉々として撃ってるようなキモい連中で、SASとかデルタフォースとかそういう特殊部隊大好きっ子ばかりです。
だから、たぶんみんな「ノイタミナ枠といえど、いい加減な特殊部隊やってんじゃねえ!」という怒りをおぼえているのです。大人気なく。
たとえば二話目の訓練で、山中行軍する場面。
主人公の娘が「ちょっとトイレでーす」とか言いながら茂みの中に行って用を足すシーン。
ええ、もちろんテレビの前のみんなは怒り心頭ですよ。
「離れないでその場で用を足し、糞便を袋に入れて持ち歩けよ!」と。
こう書くと、まるで俺を含めテレビの前のみんなが変態的性欲の持ち主みたいに聞こえますが、そんなことはもちろん当たり前です。
いや、とりあえず言いたいのは、特殊部隊はみだりに糞便をそこらへんに残さないものだからです。だって動物が不自然に寄ってきちゃったり、敵に痕跡をたどられたりする可能性があるわけでしょう。
……などとしたり顔で語りつつ、全部この前読んだ「ブラヴォー・ツー・ゼロ〜SAS兵士が語る湾岸戦争の壮絶な記録〜」
に書いてあったことの受け売りですが!(ぜったいに特殊部隊だけはやりたくねえと思わせてくれるすばらしい本です)
※追記
このシーンを何度も何度も観てみたら、微妙に糞便を持ってったかどうかは判別不明でした。
おそらく今後発売されるであろうDVDでは完全版になっていると信じています。
■こうすればいいんじゃない?
おそらく「図書館戦争とは……図書館と特殊部隊を組み合わせたまったく新しいアニメである!」的なものを目指していると思われる図書館戦争ですが、現時点では、微妙に中途半端というか……そんな印象をぬぐえないです。
なんか急にラブコメくさいこともやり始めましたし。いや、主人公がかわいいので基本的にはすべてを許容して今後も視聴し続けますが。
提案ですが、ここはいっそ、特殊部隊というファクターをすべて捨て去ってみてはどうか。
すなわち、みんな図書館にある本で戦えばいいじゃねえか。
全員がファイナルファンタジーのジョブ「学者」になっちまえばいいじゃねえか。
むしろ本を両手持ちで装備して相手を死ぬまで殴ればいいじゃねえか。
題名も「図書館デスマッチ」などと、泥臭いものに変更すればよい。
または、いっそのこと「図書館」というタイトルにすればよい。
もう、誰かと戦うとかはいっさい抜きで、ひたすら日々の図書館業務に従事するアニメ。
一秒でも早く書架に本を整理するエピソードとか、長期未返却図書をめぐるストーリーとか、本棚がドミノ倒しで倒れてきて押しつぶされそうになるような話を延々とやればよい。
どれも非常におもしろかったです。
これはたぶん老人ブームがくるにちがいありません。老人ZとかサイボーグGちゃんに続く、第二次老人ブームが。
やべえ俺もはやく老人になりてえ。
そして宇宙戦士になってエイリアンと戦ったり粗暴な若者に復讐したりしてえよう。
アニメ「図書館戦争」の話。
最初、クオリティ高いなーと思って観ておりましたが、だんだんと違和感。
基本的に登場人物みんなが個性的で生き生きしており、すごくよいアニメと思うんですが、なんか、どうなんだろうという点がいくつか。
おそらくみんな感じているであろう微妙な違和感の正体というか疑念あるいは不満の理由を、キモくくどくどと考えてみました。
■この人たち、なんで戦ってんの?
メディアなんたら法が制定され〜という小難しい世界設定が冒頭から始まり、すっかり俺のようなノンポリ坊やは話についていけないわけなんですが、うろおぼえでこの世界の設定を書くと、
●有害な本(メディア全般?)を制限することができる法律が成立した架空の日本が舞台。
この法律を根拠にして成立した、なんか特高みたいな人たちが検閲行為を強行。具体的には、町の本屋に踏み入って大人気なく子供から絵本を取り上げたりしている。
●これに対抗するため、図書館が私兵を持ち軍備を増強している。
そして前述の特高もどきと、日夜、本をめぐって果てしない抗争を繰り広げている。
(主人公たちはこの陣営)
……だと思われます。
正直、互いに命がけでドンパチしてる意味がよくわからないっていうか。原作小説を読んでるとまた違うのかもしれませんが。
なぜ同じ国の組織同士でこんな泥沼の抗争をやらせておくのかは不明です。
ていうか、たかが本だろ? もっと仲良くしなさいよ。
みんなでERO本を回し読みしたあの少年時代を思い出しておくれよ!
あと、この人たちって両方とも公務員みたいなもん?
だとしたら、税金払ってる人々はもっと怒ったほうがよいと思います。もしも俺がこの世界の住民(納税者)だったら、両陣営とも角材で頭とかむこうずねを殴ってまわってます。
■図書館特殊部隊?
主人公の娘は見習い図書館隊員でしたが、ひょんなことから図書館のエリート特殊部隊(ライブラリー・タスクフォース)に編入することとなるのでした。
この特殊部隊、なんでも実戦経験は自衛隊をしのぐほどらしいです。暗に自衛隊より強いぜ!って言ってる感じ。そもそも自衛隊の実戦経験がどれだけのものかは謎ですが。
そして、彼らは特殊部隊の訓練と同時に通常の図書館業務もこなしています。
アニメの二話目で、主人公が「書架の番号がおぼえられな〜い!」などと奮闘する場面がありました。
そこでまた総ツッコミですよ。
図書館の業務やりながら片手間で訓練してるような連中が自衛隊より強いってどういうことだよ!と自衛隊の皆さんからは怒られ、そして同じような理由で図書館職員からも怒りの声があがるかと。図書館の仕事なめんじゃねえと。
あと、肝心の「特殊部隊」の部分がね……。
深夜アニメ観てる連中なんて、基本的に四六時中ゲームとかでMP5とかM16を嬉々として撃ってるようなキモい連中で、SASとかデルタフォースとかそういう特殊部隊大好きっ子ばかりです。
だから、たぶんみんな「ノイタミナ枠といえど、いい加減な特殊部隊やってんじゃねえ!」という怒りをおぼえているのです。大人気なく。
たとえば二話目の訓練で、山中行軍する場面。
主人公の娘が「ちょっとトイレでーす」とか言いながら茂みの中に行って用を足すシーン。
ええ、もちろんテレビの前のみんなは怒り心頭ですよ。
「離れないでその場で用を足し、糞便を袋に入れて持ち歩けよ!」と。
こう書くと、まるで俺を含めテレビの前のみんなが変態的性欲の持ち主みたいに聞こえますが、そんなことはもちろん当たり前です。
いや、とりあえず言いたいのは、特殊部隊はみだりに糞便をそこらへんに残さないものだからです。だって動物が不自然に寄ってきちゃったり、敵に痕跡をたどられたりする可能性があるわけでしょう。
……などとしたり顔で語りつつ、全部この前読んだ「ブラヴォー・ツー・ゼロ〜SAS兵士が語る湾岸戦争の壮絶な記録〜」
※追記
このシーンを何度も何度も観てみたら、微妙に糞便を持ってったかどうかは判別不明でした。
おそらく今後発売されるであろうDVDでは完全版になっていると信じています。
■こうすればいいんじゃない?
おそらく「図書館戦争とは……図書館と特殊部隊を組み合わせたまったく新しいアニメである!」的なものを目指していると思われる図書館戦争ですが、現時点では、微妙に中途半端というか……そんな印象をぬぐえないです。
なんか急にラブコメくさいこともやり始めましたし。いや、主人公がかわいいので基本的にはすべてを許容して今後も視聴し続けますが。
提案ですが、ここはいっそ、特殊部隊というファクターをすべて捨て去ってみてはどうか。
すなわち、みんな図書館にある本で戦えばいいじゃねえか。
全員がファイナルファンタジーのジョブ「学者」になっちまえばいいじゃねえか。
むしろ本を両手持ちで装備して相手を死ぬまで殴ればいいじゃねえか。
題名も「図書館デスマッチ」などと、泥臭いものに変更すればよい。
または、いっそのこと「図書館」というタイトルにすればよい。
もう、誰かと戦うとかはいっさい抜きで、ひたすら日々の図書館業務に従事するアニメ。
一秒でも早く書架に本を整理するエピソードとか、長期未返却図書をめぐるストーリーとか、本棚がドミノ倒しで倒れてきて押しつぶされそうになるような話を延々とやればよい。
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