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アマガミ合宿

2009/05/03

 Q.連休中、どこに行きますか?
 A.輝日東高校


 そういうわけで晴れて連休に入ったことを記念して、ようやくアマガミをプレイすることにする。
(わりとネタバレを含みます、例によって)

 未開封の「アマガミ」パッケージを手に取り、包装セロハンを剥がしたとたん、

――むわ……ッ

 そんな擬音が聞こえそうなほどに濃厚な香りが漂ってくる。
 雌の匂い、あるいは獣の匂い。
 購入後丸々一ヶ月も放置されていい具合に醗酵し熟しきったと思われるかぐわしきギャルズのスメルが立ちのぼる。
 見ればそのディスクの真ん中には恥ずかしげもなく、まるで人差し指を入れてくれといわんばかりの孔があいており、俺は「おやおや……いけないディスクだ」などとつぶやきながら黒々と隆起したプレイステーション内の突起に、優しくそのディスクを導いてやる。

 そういうわけでアマガミである。
 連休中、どこにも出かけることなくアマガミである。
 すばらしい。
 すばらしすぎて死ぬ。頓死する。

 頓死するも三日後に生き返ってまたプレイし始める勢いでアマガミを始めたはいいが、このゲームのことを何一つ知らないことに気づく。
 俺の嫁候補ことヒロインの顔ぶれをマニュアルやら公式サイトやらで一通り確認してみる。

 メインヒロイン筆頭らしき絢辻さんとやらは、表ヅラと本性とのギャップがすさまじく、絢辻養豚場なる言葉が生まれるほどに思うさま豚扱いしてもらえるらしい。

 ほほう……。
 己のうちに潜む未知の欲求が刺激されるのを感じるが、ひとまずは、あまり考えずにゲームを始めることにする。
 主人公くんであるところの橘少年は二年前のクリスマスに約束した娘が来なかったという非常に痛い過去を持つ普通の高校生だ。
 学校の廃教室にビニ本やら写真集を隠匿し、梅原という友人と「取引」と称して日々それらを貸し借りする……まあ、そんな感じの変態少年である。
 この秘密教室は、誰も使っていない空き教室を偶然見つけ、自分で鍵をつけてプライベート空間にしてしまったのだという。
 おそらくこれがのちのち、ヒロインたちとさまざまな淫猥用途に利用される超背徳空間(ソドム・スペース)となるのだろうな、と思いつつゲームを進めることにする。


 とりあえず「一番最初にEROいイベントが発生した娘と添い遂げる」という正直なプレイを心がけるが、まあやはり序盤なのでそうそう過激なシーンもないであろうと思いながら進めていたところ、保健室にて美也(妹キャラ)が見知らぬ娘の胸を揉みしだくというハードな濡れ場に遭遇する。

「あっ、み、美也ちゃん……強い……」

 メインヒロインの一人と思しき娘が、胸を揉まれながら家庭用ゲームぎりぎりのボイスを発している。
 それを眺める俺は涙を流す。
 もちろん歓喜の涙だ。

 ありがとう。

 こんな……ゲーム開始数分で、こんな……こんなにもEROい……EROすぎるイベント絵とともに……本当にありがとう……。

 美也いわく「紗江ちゃんがすっごいふかふかだから、それにあやかろうと思って」 さっぱり意味がわからないし、そもそもなぜ保健室でそのような乱行に及んだのだ妹よ……でもありがとう。
 こんなEROイベント見せられちゃあ、とりあえずこの紗江ちゃんとやらについていくしかないじゃあないか。
 具体的には、ほかにどんな淫靡なイベントがあるのか確かめずにはいられないじゃあないか。

 ところでこのゲームのイベントは、行動マップに示されたパネルを選択することで発生する。
 各パネルには「ヒロインと会話できるパネル」「ヒロインの好感度がアップするパネル」などがあり、苦もなく目当ての娘と仲良くなれる仕組みだ。(中には特定の条件を満たさないと選べないパネルや、期間限定のパネルなどもあり、コンプリートを目指すのはたいへんそうだが)

 各ヒロインにはそれぞれ今後の関係を左右する重要なイベントが存在しており、それは行動マップの中に「目印」アイコンとして表示されている。
 それは犬のアイコンだったり、公園のブランコのアイコンだったりと、ヒロインによってさまざまだ。
 それが紗江ちゃんの場合だと「牛乳」アイコンが表示されている。

 牛乳。
 いったい、これはなにを物語るのか。
 初対面での乳揉み。
 そして彼女は、橘くんが思わず犯罪的視線でなめまわし拡大機能をフルに使ったエフェクトが挿入されてしまうほどの巨乳である。
 そんな彼女を象徴するかのごとく、意味深に表示されている「牛乳」アイコン。

 まさか……搾乳か?
 搾乳イベントなのか?

 その後、俺はなにかヤバい病気にかかったかのような熱を全身に感じつつ、一心不乱に彼女……中多紗江のイベントを片っ端から進める。
 そして数時間後、例の「牛乳」は、「混雑する学食で紗江に牛乳を買ってきてあげる」という腰砕けすぎるイベントを示していたことが判明し、俺は思わず己のちんこをもいで屋根の上に放り投げたい衝動に駆られる。


 それはともかく、この中多紗江という娘は、小中高と一貫した女子高の中で育ってきた箱入りっぷりであり、父親は出版社の社長とのことで、とても大事に育てられた純真無垢な娘である。
 ときおり「先輩……」などとキラキラした瞳でこちらを見つめてくることがあり、搾乳プレイがどうのと考えていた俺にとって、正直それは正視にたえない。
 そんな目で俺を見ないでくれ。
 ゲームの中の主人公、橘くんも同様のようで、なぜか一方的に好意を寄せてくる彼女に対して「なんで僕なんかを好きになったんだろう」という疑念と葛藤にさいなまれる。

 ただ、この娘は純情可憐なだけの少女ではない。
 橘くんの誕生日に、なんと自作の「中多紗江写真集」を贈ってくるのである。
 妹の美也を通じて「こういう格好の女性が好きらしい」などという性的嗜好に関するリサーチを実施したうえでのプレゼントではあったが、これはすなわち「アタイで一本抜いときな!」宣言であり、どこまでこの娘が写真集の用途を意識していたのかは謎だが非常に生々しいエロスを俺は感じた。
 ただし、けっしてノリノリではなく、とても恥ずかしそうな表情で写っているその姿を見て、主人公の橘くんともども、

「紗江ちゃん……本当にありがとう」

 久しぶりに俺は心の底から「ありがとう」がいえた気がする。
 というかその写真集くれ。せめてjpgでいいからくれ。いや、ください。

 その後、エンディングでは幸福になった彼女の姿を見ることができる。
 具体的には妊婦となった彼女の立ち絵を。
 それはそれで非常にEROく、おそらくは家族計画そっちのけですさまじい勢いで励んだのであろう橘くんが「仕方ないよね!仕方ないよね!」と言い訳する姿が目に浮かぶ。

 ああ、仕方ないさ。仕方ない。
 俺は静かに、橘くんへ同意の視線を返す。
 その妊婦END、イエスだね。
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