失われたカードゲームを求めて

2009/05/31

 その昔、学生時代に「ロードス島戦記~戦乱の覇王~」なるカードゲームを死ぬほど遊んでおったのですわ。

 だって僕ら、死ぬほどロードス島戦記が好きじゃあないですか。
 魂砕きと書いてソウルクラッシュと読んでみたり、古代上位語をハイ・エンシェントと読んでみたりして周囲をウザがらせ、あまつさえエルフ好きを公言してはばからなかった僕らじゃないですか。
 もちろん一概にエルフ好きと申しましても、ハーフエルフ、ハイエルフ、ダークエルフなど細かい分類があり、われらがディードリット(CV:冬馬由美)はハイエルフであり、得意技は精霊魔法です。

「ディード、風の守りを頼む!」(CV:草尾毅)
「わかったわパーン!……自由なる風の乙女よ……」
(←呪文詠唱)

 などという寸劇を、まるで空気を吐いて吸うように日々行ってきた僕らですから、そろそろ実家を燃やして旅に出ます。
 これが世にいう「炎の出発」であり、ロードス島っ子としては当然押さえておくべき故事なのですが、もうこの話は何度書いたか自分でもわかっていないのでいい加減自重したいと思います。

 前置きが長くなりましたが、ようするにカードゲーム「戦乱の覇王」がどうしてもまたやりたくて、未だに探し続けているのですが、とうに絶版となってしまっているため入手できずにいます。
 で、いろいろなボードゲーム及びカードゲームが集うアナログゲームの祭典「ゲームマーケット2009」なるイベントに出かけてきました。
 呪われた島、ロードス……その失われた古代のカードゲームを求めて……。



 まあ結論からいうと見つからなかったわけですが、代わりにすばらしいものに出会いました。

天地無用
 天地無用!カードゲーム~求愛の才能~

 だって僕ら、死ぬほど天地無用が好きじゃあないですか。
 このサブタイトル「求愛の才能」を見たとたん、ははーんこいつぁ第一期シリーズのエンディングテーマ「恋愛の才能」(歌:横山智佐)のもじりだなと気づいてほくそ笑まずにはいられないじゃないですか。
 平成という年号もはや21年目を数えるこの時代に。
 とうに三十路をすぎた分別のある今このときに。
 俺たちが魎呼、阿重霞、砂沙美、美星、鷲羽の誰かになりかわり、天地くん(CV:菊池正美)をめぐって醜い争奪戦を繰り広げられるなんてすばらしすぎる。
 すばらしすぎて死ぬ。

 会場内で出会ったyama-gatさん(士郎正宗芸人)は、なにやら怪しげな洋ボドゲを半額で買ったと浮かれておったのですが、その直後、同じゲームがさらに半額で売られているのを見つけてしまい、とてもとてもブルーになっておられました。
 しばしの放心のあと「……くそっ……ぜったいプレイしてやる……知り合い全員に無理やりにでもプレイさせてやる……!」などという怨念じみた言葉を低く吐露しておりました。

 そんな悲劇を生みはしたものの、同人ゲーム販売やら入れ札オークションやらでたいへん盛り上がっており、試遊も豊富にできる楽しいイベントでございました。
関連記事

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://randamhexa.blog5.fc2.com/tb.php/314-c519f962
この記事へのトラックバック


RECENT ENTRY