映画の話

2009/10/26

 なんか映画を観にいくという話で新宿に呼び出されました。
 普段あんまり入らない新宿ピカデリーというこじゃれた恋人たちが集うような映画館だったので「ハハーンこれは今話題の純愛映画”僕の初恋をキミに捧ぐ”あたりを観て激しい感動の渦に巻き込まれようというのだな」と思っていたのですが、会場の入り口で3Dメガネなるものを渡された時点で高まる違和感。
 純愛映画を大迫力の飛び出す3D映像で堪能しようというのか。
 いったいなにを飛び出させようというのか。
 オイオイまさか……。

 などと考えていたのですが、観に来たのは早い話「ファイナル・デッドサーキット3D」という映画でした。

 シナリオなんぞ前回と同じようなもんでOK。
 いかにCOOLにおもしろおかしく死ぬか。
 いかに視聴者の意表をついて死ぬか。


 ただそれだけを追求した、潔いほどに頭の悪い映画です。
 あまつさえ、頭が悪くなりそうなデザインの3Dメガネを装着して観ることで二重の頭の悪さを体験できるという、それは未曾有の作品なのでした。

 頭は悪いのですが、いろいろとためになる教訓も含まれているというありがたい映画です。
 前作も「道端にパスタを捨ててはいけない」等、非常に貴重な教訓を得ることができましたが、今回も同様にいろいろと身の回りの危険について学ぶことができました。
 わかったのはアメリカではどこにいようと常に死の危険があるということです。
 具体的にはアメリカにはそこかしこに危険な燃料(必ず蓋が開いている)やら、いい具合に燃えそうな木屑やら、ショートすると嫌な誤動作を起こす配電盤(必ず蓋が開いている)が絶妙な場所に配置されてるので気が抜けません。

 あと日本語吹き替え版で観たのですが、主人公の友人ニックの声優が岩田光央であり、その三下感あふれる軽薄な演技がすばらしく、劇場内の人全員が「こいつは絶対に死ぬ」と確信したことは想像に難くありません。

 しかし今の3D映像はすごいですのう。
 その飛び出しっぷりたるや、まさに未来のバーチャル現実。
 何度かマジでびびってのけぞりそうになってしまいました。
 あと例によって数々のしょーもない死に方にものけぞりました。


 あと続けて「REC2」も視聴。
 こちらも面白かった。
 あまりのSHOCKな映像に、何度かびくっとなりました。
 全編に漂う嫌な感じの恐怖空気もすばらしい。
 手持ちカメラを通しての主観映像の怖さって、FPSとかのゲームっぽくて妙に馴染み深かったです。サイレンとかF.E.A.R.とかのあたり。
 暗視装置(なぜか業務用カメラに装備されている)もゲームっぽい。
 没入感がものすごい分、疲れるのが難点でした。
 体調を万全にして視聴するのがよかろうと思います。
 あと事前に排尿も済ませておいたほうがよかろうと思われます。



 この一週間あまりはSteins;Gateばっかりプレイしておった。
 体験版が面白かったので買ってみたのですが、久々に夢中で何十時間もアドベンチャーゲームを遊びました。
 これはすばらしい。
 エンディングの最後の最後まですばらしかった。

 シナリオについては、なにを書いてもネタばれになりそうなんであまり書きませんが、タイムマシンをめぐる話で、バックトゥザフューチャーとか、その手のSFが好きな人は例外なく楽しむことが可能です。
 ちょっとした過去の改変が原因でビフ'sビル(ビフが燃える札束で葉巻に火をつけている看板)が建立されたり、多数の戦車が街中を闊歩したり、マーティの母親が巨乳に改造されていたり……などという超ディストピアが構築されちまう的な、息もつかせぬストーリー展開です。

 あと、特に声優さんの演技がよかったです。
 フルボイス万歳。声優さん最高。
 あいにく三ツ矢雄二氏(マーティ)や玄田哲章氏(ビフ)は出演してませんが、一部の隙もないキャスティングは賞賛せざるを得ません。

 花澤香菜さんの声は甘ったるくて脳が溶けそうになります。
 兵器利用を考えてもよいレベルです。
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