同人誌・ありがたいこと

2010/02/07

 ちょこちょこ委託をお願いしてるCOMIC ZINさんにて、サイバーパンカーを熱く紹介いただく。
 うおお……。
 ありがとうございます。
 この本をつくるときの大前提は「あんまり真面目にやるとどっかの偉い人に怒られるかもしれんから、法の死角をつく感じで」だったことはぜったいに言えない。言えやしない。


 あと今さらながら天下のアキバBlogさんに「鎧YEAR」をご紹介いただく。
 うおお……。
 ありがとうございます。
 サカモチさんのアーダン漫画が見所として掲載されてて嬉しい限り。
 ZINさんがどさくさ紛れに「冬コミ新刊特集!」の中に混ぜて売っていますが、華麗に見て見ぬふりでお願いします(鎧YEARは一昨年前の本)


 「サイバーパンカー」は個人的にいろいろ思い出深い本になりました。
 毎日遅くに仕事から帰ってきて、膨大な原稿を校正して、版組を作るtigerbutterとケンカすれすれのところで議論して……というのはキツかったけど楽しかった。
 なによりゲストの人々に助けられ、背中を押してもらった部分が多かった。
 以下……同人誌の掲載順に書きますけれど。

 深見真さんなんて、なんというか現代の少年少女たちにギンギンに影響を与え続けているアクション小説界の超新星的な人が、年末の死ぬほど多忙な時期に書いてくれたんですよ。
 それもひときわアホなことを。どれだけ拷問が好きなんだ。
 感激ですよ。

 前回「.in」の表紙を描いてくれた庭さんなど、ファミ通文庫の挿絵を描いているようなお人ですよ。
 本当に生きているのがつらくなるような可愛いイラストなんですよ。
 いいのか? たぶんいいんだ。同人誌だから!

 V林田さん、冬蜂青年、yama-gatさんに至っては、今回相当難渋したと思うんですよ。
 俺のようになんのしがらみもない人間と違って、SFに携わる者としてかなり悩んで、苦労して書いてくれたのがひしひしと伝わるんですよ。
 ヤスさんもそうだけど、普通に考えたら知能というか知識のパラメータが俺のような一般常識に欠けたような人間とは段違いの人たちがこんなにも力を尽くしてくれる。
 その気迫に恐れおののき、俺自身の「わかってなさ」みたいなものをいつも痛感しつつも、ひれ伏して感謝せざるを得ません。

 サカモチさんは毎回商業誌レベルの漫画を描いてくれるんだけど、この人、締め切りの何ヶ月も前に、真っ先に描いてくれるんだよ。
 俺と同様かそれ以上に忙しいだろうに、ほんと、なんだよ。なんなんだよ。
 そんなことされたら、がんばるしかねえじゃねえか……!

 K(仮称)さんなんて、オタクネット界のアイドル的存在であろう方が、ギリギリまで頑張って書いてくれているわけですよ。
 飲み会の時とかにひたすらモダン・ウォーフェア2のマルチプレイのナレーション「チームデスマッチ」「ドミネーション」とかのモノマネを延々とやってる場合じゃないですよ。
 ましてや「エッツィオ!」「エッッチオ!」などとレオナルド(CV:森川智之)の擬態をしている場合でもないですよ!

 読んでくれた人ならわかると思いますが、スーパーログは労力をかけすぎなんですよ。
 軽く頼んだわりに、毎回異常な悪ふざけをぶち込んで来るんです。
 胸が熱くなるとか、そんなどころじゃないんですよ。
 このあたりで「今回は、かつてないすごい本になる」と確信したのでした。

 ヒライも、とてつもない理想とこだわりをもって寄稿してるんですよ。
 これは俺にしかわからんことなんですけど、奴の原稿、誤字や脱字の類がひとつもないんですよ。たぶん今まで、一回も。
 友達が遊びで出す同人誌に、ゲストとして「お客さん」みたいなノリで気軽に書くようなレベルの原稿じゃないんですわ。
 同人誌の中でオレが一番すげえこと書いてやる、っていう殺気があるんですよ。

 間宮さんとスズキトモユさんに至っては、とうとう創作ですよ。創作。
 なんと小説を書いてくれたんですよ。
 生半可な覚悟じゃ書けないですよ。サイバーパンクをテーマに謳った本で。
 俺も手前で書いたからわかるけど、これまた気軽にはできないことをやってくれて、本当に俺は嬉しかったんですよ。

 あと、もはやなんでもないことのように普通に活字の本を出してるけど、相方のtigerbutterが病的なこだわりでマッキントッシュの高価な専用ソフトを使ってプロの技術でDTPやってるんですよ。
 同人誌のくせに同人誌くさくない、他のテキスト系の本と一線を画すためにものすごい労力を費やしてるんですよ。
 きっと、これも俺にしかわかりません。
 だってあの人、俺にだけそういうことしつこくいうから……。


 全員のことを書くとたいへんなことになるんで、このへんでやめますが。

 実はサイバーパンクなどという乾いててクールな感じのテーマの本でありながら、かなり湿り気のある私情を交えていて、個人的にはちょっと泣けてくるぐらいの愛とか優しさとか、苦悩とか、そういった想いが寄り集まって暑苦しくつくられてたんだよ実は、という話でした。


 うお、私的すぎる。 ワタクシすぎる我々。
 恥ずかしいこと書いた。われながら。
 もう、こんな恥ずかしいことは二度と書きませんし実際に会っても言いません。
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