おれはバットマン

2014/03/01

 世の中、あまりにもつらいことや理不尽なことが多すぎるのでひたすらバットマン:アーカム・ビギンズを遊び、浮世の憂さを忘れてゴッサムシティの空を縦横無尽に飛び回ってました。

 そして騒がしいチンピラを見つけては高所から急襲。
 軽く50m以上はあるであろうビルの上からおもむろに飛び降り、そのままターゲットめがけて全速力で突っ込みながら蹴りを入れても気絶で済みます。
 なぜなら不殺だから。不殺のヒーロー・バットマンだから。
 ほんとすげーよバットさんは。生きた逆刃刀ですよ。
 あまりにチンピラを高所から襲うことに快楽をおぼえすぎて、普通に歩いていったほうが早い距離でチンピラを発見してもわざわざ遠回りして高所に登ってから襲いかかるほどです。

 あと、今回はブルース・ウェインが若いころの話で、すなわちバットマンが誕生して間もないころということで、いまいちバットマンの知名度が低いです。
 具体的にはまわりの人が「こ、コウモリのコスプレ野郎だ!」「変態だ!」などと、わりと心に刺さることを言い放ってきます。オイやめろよ! この格好には……わりと深いわけがあるんだよ……!
 街の人を助けてあげても「えーと……あ、あの、どうもありがとう……」みたいな微妙な反応。ゴッサムはすっかり俺の庭だぜと思っていたのに、アウェイ感が半端ないです。
 そんな悲しみを背負いながら、バットマンは今宵もチンピラを高所から襲いつづけるのでした。


 そのほかの近況。
 ゲーム屋のワゴンに入っていたPS版「ToHeart」を買い求めてしまいました。
 このゲーム、かれこれ十年ぐらい前に同僚に貸したまま退職されてしまい、いわゆる借りパクされてしまっており手元になかったのですよ。
 PS版はエロス要素こそ省かれましたが、大幅なシナリオの追加や異常に力の入ったミニゲームが盛りだくさんで素晴らしい移植ぶりのゲームだった……と記憶しています。

 が、さすがに詳しい内容はほとんど忘れてますね。
 メインヒロインのあかりシナリオは……たしかPC版だと、ひろゆきちゃんがいざというときに勃起不全的なものに陥り、しかも逆にキレるという昨今のラノベやゲーム業界では考えられない脆弱な主人公っぷりを露呈していましたが、PS版だとそのあたりどうアレンジされていたのだっけか……。

 というかなぜToHeart……。
 なぜ、今、あえてToHeart……。
 PS4が発売されてしまったこのご時世に、なぜ俺は、わざわざ聞こえそうな鼓動に恥ずかしがろうというのだろう。
 あの頃から十数年が経過しても、マルチのようなメイドロボは開発されておらず、マルチのシナリオ内で開発者がつぶやいていた「世界中の人間がマルチに癒やされればいい」的な素敵世界は実現できていません。
 世界の停滞ぶりに絶望する思いです。
 ちくしょう……なにが次世代機、なにがPS4だ……!
 きれいな水(※)も出せないくせに……!

 ただ、マルチ役の声優・堀江由衣さんの活躍ぶりは十数年経っても停滞とは程遠く、むしろなお凄まじいことになっています。
 俺はアニメ「ゴールデンタイム」と「ミスモノクローム」は欠かさず視聴していますし、なにがしかの書類の職業欄には必ず「インモラリスト」と記載するほどです。


※PC版ToHeartのマルチとのHシーンの際、性的興奮が頂点に達したマルチが股間から放出した謎の液体のこと。
 マルチの「き、きれいな水ですからっ」という弁明でおかしな性的嗜好に目覚めた者も多かろう。
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