今日はね

2005/12/09

 本当はフォーチュンクエストのことでも書こうと思っていたのだが、何気なくブログのデザインを変えていたら時間がなくなってしまった。

 なんで唐突にフォーチュンクエストかっていうと、今日も今日とてカゴの中の蟹どもを見張るバイトへ出かける途中、そういえばそんなスニーカー文庫もあったな、と通勤電車の中で不意に思い出し、ていうか途中から電撃文庫で出てたよな、などと、実はわりと長く愛読者だったあの頃のことを、周りにただよう疲れたサラリーマンの体臭と共に思い出したからだ。

 あのパーティーの面々は元気なのだろうか。未だにレベル一桁とかでうろちょろしているのだろうか。きっとそうに違いない。
 あれから十数年、主人公のパステル(方向音痴のマッパー、だったか?)たちも歳をとったに違いない。
 ルーミィとかいう幼女キャラなどは、年頃のエルフに育ったことであろう。それもEROい。
 「おなかぺっこぺこだおう!」
 などと可愛くわめいていた彼女も、今となっては、
 「アタイのお腹(下腹部)はもうぺこぺこよ……フフ……早くアナタのキノコを食べさせて頂戴な……」
 ぐらいのことは平気で言うようになったであろう。場末の娼舘で。路地を行く下卑た男たちに。

 うろおぼえでフォーチュンクエストの登場人物たちの思い出を書いてみる。

■パステル(マッパー)
 当時は地図を書くという仕事が存在することに非常におかしみをおぼえたものだ。
 方向音痴のマッパーというマイナスイメージだったが、可愛かったのですべてが許されていたような気がする。これが俺だったなら、屈強な戦士にボコられていただろう。スパイクロッドで。

■ルーミィ(魔法使い)
 幼女キャラ。普段はマスコット的なキャラだが、いざというときにしょっぱい魔法で意外な活躍を見せていた。
 何かにつけて「おなかぺっこぺこだおう」の定番ゼリフを吐いていた。
 牛股師範なら「ダンジョンは飯を食うところではござらぬ」と一喝し、伊達にして帰すところだ。

■トラップ(盗賊)
 なんか常に罠とか鍵とか外していた。声が諸星あたるとかピッコロさんの声っぽい感じの男。盗賊。
 こいつ、たしかパステルのことを意識しだして、それでパーティーがギクシャクしたりしてたな。とんだERO盗賊。むしろおしゃれ泥棒。
 あー、それからどうなったんだっけ。その頃から読んでない。死ぬほど気になる。

■クレイ(戦士)
 なんか常にロングソードを磨いたり、己の雑魚さ加減にイジけていた戦士。ちなみにロングソードっていうのは陰茎の比喩じゃないですよ、念のため。
 こういうヤツはえてして土壇場で仲間を守るために未知のパワーを発揮しそうなものだが、特にそんな見せ場も無かったような気がした。リーダーで苦労しているわりに、色恋沙汰にも縁もなく、別段活躍するでもなく、あらゆる面で報われない中間管理職っぽい人だった。

■ノル(木こり)
 朝から考えていて、今、やっと名前を思い出した。職業・木こりの巨人族。あとたぶん巨根。そして武器は棍棒。ちなみに棍棒っていうのは陰茎の比喩じゃないですよ、念のため。
 口数が少なかった。たまに口を開けば「オレサマ・オマエ・マルカジリ」的に、非常にデストロイな感じだった。嘘です。
 たしかコイツいっぺん死んでたよな。仲間を守るために。
 あのあたりは、これまでのお気楽なノリとのギャップで非常に盛り上がったような気がする。

■ホビット?(薬剤師?)
 どうしても名前が思い出せないが、たいてい薬草とか怪しいクスリを調合していた小男。種族はホビットか、せむし男のどちらかだった。パッと見、挙動不審な異常性欲者。
 しかし、実はひそかに天才的な才能を持っていた。それが何かは言えない。言えやしない。なぜってそれが何か忘れたから。
 ただ、こんなイロモノにすら見せ場があるのに、それに比べクレイの地味っぷりはどうしたことだと、悲しい気分になったことだけはおぼえている。


 それと、本のあとがきで作者・深沢美潮の近況が書かれていたが、生まれた子供もかなり大きくなったのだろうな。
 ここでちょっと調べてみたが、電撃文庫で11巻まで出ていた。
 思ったより少なかった。てっきり30巻ぐらいは出てるかと思ってた。あの頃からの時の流れも、えらい早かったようで、そうでもなかったようだ。

 あ、あと犬(ホワイトドラゴン)もいたなー。
 幼女と犬のコンビでノーマルな萌えをカバーし、ノルとかホビットで異常性欲をカバー、そしてクレイとトラップで801方面をカバーという、今思えば実にあざといパーティー構成だった。まったく隙がねえ。

 というか、なんだかんだでここまでダラダラと書き連ねてしまった。書いているうちに、わりと本気で読みたくなってきたな。あいつらにまた会いたくなってきた。むしろレベルアップおめでとうの歌を道端で歌いだしたくなってきた。
 よーし歌うか!
 歌おうよ!

 もし、いつか晴れた日に、都心の駅前で仲間のレベルアップをたたえる歌を一心不乱に歌っている男を見かけたなら、あなたは何も言わず、何も聞こえず、何も見えなかったフリをして、ただ去っていくのだろうね、コンクリートに囲まれたダンジョンに。
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コメント

  1. ヨウ | URL | 2PRdxZIg

    そういやタイムリーなことに来月新刊出るんじゃなかったですかね。

  2. 成沢 | URL | -

    ああー

    キットン! そうだキットン!
    シロちゃんはおぼえてましたが。語尾が「でし」。

    レベルアップどころか、むしろエナジードレインでレベル下がってるような気すらしますよ。

  3. skg | URL | -

    コメント書くまいと我慢してたが我慢できなかった。
    キットンとシロちゃんな!

    ところでここ数年私はレベルアップしてない訳ですが如何お過ごしでしょうか。

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